このコーナーでは、エクセルのいまさら聞けない基本的な機能や、達人が使っている超速ワザなど、オフィスワークに役立つ情報を紹介します。
エクセルデータの入力といえば、避けて通れない入力の漏れ。大量の入力ともなれば必ずというほど発生し、そのチェックには手間と時間がかかります。そんなときは、未入力のセル(空白セル)はまとめて選択し、色を付けて簡単にチェックできるようにしましょう。ムダな労力を省き、快適に作業を進めることができます。
未入力セルに色を付ける
未入力のセルをまとめて選択するには、「選択オプション」画面で「空白セル」を指定します。空白セルが選択されたことを確認したら、セルに色を付けます。
「選択オプション」画面が表示されます。
空白セルがすべて選択されます。次に、色を付けてセルを探しやすくしましょう。
このあと、未入力のセルにデータを入力します。終了したら、セルの色を消しましょう。
セルの同じ色をまとめて消す
セルの色をまとめて消すには、置換を使います。「検索する文字列」欄でセルに設定されている色を、「置換後の文字列」欄で色が付いていないセルを指定するのがポイントです。
↑ 「ホーム」タブの「検索と選択」ボタン → 「置換」をクリック
「検索と置換」画面の「置換」タブが表示されます。「オプション」ボタンをクリックして書式を指定する画面で条件を指定します。
↑ 「オプション」ボタンをクリック。「検索する文字列」欄の「書式▼」の「▼」ボタン → 「セルから書式を選択」をクリック。「検索と置換」画面が消えたら、色が付いたセルをクリックします
「検索する文字列」欄の右に色が付いた「プレビュー」が表示されます。次に、置換後の色を指定します。
指定した色がすべて消えます。この方法を使えば、 未入力のセルを簡単にチェックできますので、ぜひ活用してみましょう。
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