先日、auが期間限定のイベント「おもいでケータイ タイムトラベル」(携帯電話に保存されている懐かしい写真をプリントしてくれるサービス)を実施したり、Web上では往年のモデルを一覧できる「auケータイ図鑑」を展開するなど、過去のモデル(主にガラケー)を振り返るコンテンツがにぎわいを見せています。
そこで、GetNavi web(ゲットナビウェブ)でもこのビッグウェーブ(というほどではないが)に乗るべく、日進月歩の変貌を見せてきたガラケーのなかから、ヒットモデルと注目モデルを厳選しました。単に紹介しても面白くない! ということで、クイズ型式で携帯電話の歴史を振り返っていくので、ぜひチャレンジしてみてください。
今回は「ケータイ黎明期」である1987~1998年の携帯電話をプレイバック! 携帯電話サービスが始まったのは1987年4月。当初は荷物になる大きな筐体でしたが、1989年ごろから小型化が進み、90年代に入るとガラケーの先祖と呼べるモデルも登場しました。
【問1】携帯電話第1号機の重さは約何グラム?
かなり重かった日本初の携帯電話
NTT(1987年4月発売)
TZ-802型
携帯電話1号機として発売。重さは約900gもあり、まだ持ち歩きに適しているとは言い難かった。連続待受時間は約6時間だった。
【答え】900g
【問2】小型・軽量が図られた第2世代モデルの通話可能時間は約何分だった?
現在のケータイの約5倍でも「軽い!」と言われた!
NTT(1989年2月発売)
TZ-803型
契約者の増加に伴い、小型・軽量化が図られた第2世代モデル。重量は約640g。連続待受時間は約9時間で、約40分の通話ができた。
【答え】約40分
【問3】1991年にNTTではじまった携帯電話のサービス名称は?
約280gの重さだったアナログ式ムーバの初号機
NTT NEC製(1991年4月発売)
ムーバ N
持ち運びに適した小型携帯電話「ムーバ」のサービスが開始。4メーカーから端末が発売され、加入者数が飛躍的に増えるきっかけに。
【答え】ムーバ
【問4】1993年頃にフリップスタイルの端末を普及させたメーカーは?
2Gケータイの先駆的モデル
NTTドコモ 富士通製(1993年3月発売)
デジタル・ムーバ F
第2世代の「PDC」というデジタル方式を用いたデジタル・ムーバの第1弾。当時の富士通製はフリップカバーが“顔”だった。
【答え】富士通
【問5】1996年にNTTドコモで開始されたデータ通信サービスの名称は?
iモード以前のデータ通信対応ケータイ
NTTドコモ 松下通信工業製(1998年10月発売)
デジタル・ムーバ P302
iモード開始以前に1996年から提供されていたデータ通信サービス「DoPa(ドーパ)」に対応。連続待受時間は約180時間だった。
【答え】DoPa(ドーパ)
いかがでしたか? かなり難しかったかもしれませんが、写真と答えを見ると「あー、あったあった!」と懐かしさとともに思い出した人も多いのでは?
次回は「ガラケー発展期」といえる1999~2003年のモデルを振り返っていきます。3キャリアが相次いでインターネットサービスを開始したり、初めてカメラ付のきモデルが登場したり、技術的にも大きな進化を得た時代ですので、どうぞお楽しみに!