巷では新型iPhoneの情報ばかり取り沙汰されていますが、とある噂ではiPhoneと同時に次世代Apple Watchも発表されるのではないかと言われています。とはいうものの、Apple watchに関する情報はあまり出回っていないのが現状です。実際のところ、次世代Apple Watchはどんなものなのでしょうか。噂されている情報をまとめてみました。
■発表・発売時期に関するうわさ
その1)新型Apple Watchは今月または来月に発表?
次世代Apple Watchは、今秋の9月~10月に発表されると予想されています。9月7日にはAppleが新型iPhoneの発表を行うといわれていますから、そのイベントで「iPhone同時に新型Apple Watchが発表されるのでは?」とも噂されています。
その2)公式サイトではApple Watchが売り切れ状態に
ここ数週間の間、海外のApple公式サイトでは多くのモデルのApple Watchが売り切れ、あるいは納期が遅めという状態になっています。Appleが新型モデルを発表する前に公式サイトの在庫がなくなることは珍しいことではなく、次期モデル発表準備としての在庫調整と予測されています。
■次世代Apple Watchのスペックに関するうわさ
その1)LTE通信機能の搭載は先送り?
以前から噂されていた、セルラー回線に直接接続する機能は追加されないようです。現行のApple Watchはほとんどのコンテンツを使用する上で、iPhoneとペアリングする必要。これは電力の消費を抑えるためと考えられていますが、iPhoneがなければ通知を受け取ったりアプリを動作させることができないということです。
Appleはこの問題を解決するため、LTE通信機能を搭載してiPhoneからApple Watchを独立させる計画を進めていました。この件については、欧米のモバイルキャリアと既に連絡を取っていたとされています。しかし、開発中チップの省電力化が難航し、どんなに急いでもこの秋発売予定とされる次世代モデルには間に合わないと判断を下したとのこと。
その2)ランナーに嬉しいGPS機能を搭載!?
セルラー回線の搭載が難航したため、もっとも大きな新機能として注目されているのがGPS機能です。GPSを搭載すれば、現行のApple Watchよりフィットネスやヘルス・トラッキング機能が大幅に向上するとされています。
例えば、Apple Watch単体でユーザーの位置をより正確に把握可能になることで、ランニングやウォーキング、サイクリングの距離や速度がより正しく測定できるように。GPS搭載が実現すれば、これまでのようにiPhoneを所持して運動する必要がなくなるので、ランナーの方は必見の機能といえます。
その3)2種類のモデル構成で発売される!?
次世代Apple Watchは2モデルの構成になるとされており、そのうち1モデルは気圧計とGPSが搭載された「Apple Watch 2(仮)」となるようです。なお、もう1モデルについてはマイナーチェンジモデルになるとされています。また、どちらもデザイン面では現行のApple Watchと大差ないとの見方が強いようです。
その4)新方式のタッチパネルを採用?
次世代Apple Watchのタッチパネルは、現行のものとは違う方式のものが採用される可能性があります。現行のApple Watchは、2枚のガラスを重ね合わせるG/G(Glass to Glass)方式と呼ばれるものですが、次世代モデルはOGS(One Glass Solution)と呼ばれる新方式が採用されるようです。
新方式となるOGSは、タッチセンサーとカバーガラスの役目を1枚のガラスで実現するというもの。仮にこの噂が本当だとすれば、本体の空いたスペースにバッテリーを増加することができ、電池持ちの改善にも期待できます。
■Apple Watchの購入はもう少し待つべき!
様々な「うわさ」が飛び交う次世代Apple Watchだが、例のごとく、Appleは上記の情報について公式には言及していません。しかし、火のない所に煙は立たぬということわざがあるように、うわさが立つということは、なにかしらの根拠があるということです。現行モデルの購入を検討している読者には、もう少しだけ待ってみることをオススメします。