中国シャオミはカメラメーカーのライカと提携し、コラボレーションによるハイエンドスマートフォンを今年7月に発売すると発表しました。
ライカとのコラボレーションを実現したスマートフォンとしては、中国ファーウェイのPシリーズやMateシリーズ、それにシャープのAQUOSシリーズが存在します。どちらも先進的なイメージセンサーやレンズを搭載しているだけでなく、専用の撮影モードの採用も特徴です。
シャオミの発表によれば、今後同社はライカと「長期的な戦略パートナーシップ」を締結し、今後のフラッグシップスマートフォンのカメラ性能を改善、向上させるとしています。
現時点では、シャオミから発表されるライカコラボレーションスマートフォンがどの機種になるのかは明かされていません。しかし同社はハイエンドスマートフォン「Xiaomi Mi 11 Ultra」の後継モデル「Xiaomi 12 Ultra(仮称)」の投入を予定しており、同スマートフォンへのライカカメラの搭載が期待されます。
一方で、ファーウェイはアメリカからの経済制裁のあおりを受け、ライカカメラを搭載するような新型ハイエンドスマートフォンの投入が難しいという状況もあります。そのような背景が、今回のシャオミとの提携を後押ししたのかもしれません。
ライカだけでなく、ツァイスやハッセルブラッドなどさまざまなカメラブランドが手を広げる、スマートフォンメーカーとの提携。伝統あるカメラメーカーのライカとしても、うかうかしてはいられない、といったところでしょうか。
Source: via 9to5Google