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2022/7/27 19:00

サムスンGalaxy Watch4、睡眠障害の検知で医療機器並みの性能を発揮!

よくApple Watchにより命が救われた、重大な病気の兆しをとらえて手術を受けられたなどのエピソードが報道されています。が、サムスンのGalaxy Watch4にも様々な健康関連センサーが搭載されており、同じような活躍が期待できるといわれています。

↑Image:Samsung

 

実際、Galaxy WatchのSpO2(血中酸素飽和度)センサーが閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA)の測定において、専門の医療機器と同じ性能を発揮できたとの研究結果が発表されています。

 

睡眠健康科学誌Sleep Healthに掲載された研究によると、Galaxy Watch4のSpO2センサーと医療機器が同時に測定した値は一致したそうです。

 

この研究は、7人の医療専門家によって行われたものです。そのうち6人がサムスン電子に所属しており、サムスンメディカルセンターで実施され、研究費用もサムスン電子が負担しているため、少し割り引いて受け止めるべきかもしれません。

 

ともあれGalaxy Watch4の背面にあるSpO2センサーは、実際にユーザーの健康状態を深く知ることができ、データの平均誤差が4%未満というFDA(アメリカ食品医薬品局)や ISO 標準にも準拠していることが証明されたと主張されています。

 

Galaxy Watch4のセンサーはパルスオキシメトリー(皮膚を通しての脈拍の読み取り)技術に対して、医療機器はCOオキシメーター(実際に採血して酸素飽和度を測定する)を使っており、要は酸素データの集め方が違っています。しかし、手首に装着して非侵襲性(皮膚に注射針を刺さない)スマートウォッチでも、十分に実用に耐えうるという結論です。

 

OSAは睡眠中に10秒を超える無呼吸または低呼吸が生じ、夜中にいびきや何度も目が覚めたり、起床時には頭痛がしたり、日中には眠気が襲ってくるなどの症状が現れます。成人の38%(男性は50%、女性は25%)がこの睡眠障害に苦しんでいることから、研究が重要視されています。

 

次期Galaxy Watch5もこれらの健康センサーを引き継ぐほか、バッテリーの持ちが良くなるとも噂されており 、Apple Watch以上に睡眠中の異常を発見する働きをするかもしれません。

 

Source:Sleep Health
via:GSMARENA