韓国サムスンが2024年に投入すると予測されているハイエンドスマートフォン「Galaxy S24(仮称)」に、最新の無線通信規格「Wi-Fi 7」が採用されると、台湾のDigiTimesが伝えています。
Wi-Fi 7は、別名「IEEE 802.11be」と呼ばれることもある規格で、2.4GHz帯と5GHz帯、6GHz帯の電波を利用します。最大40Gbpsでの通信が可能となり、対応機器は2024年に登場する予定。
DigiTimesによると、Wi-Fi 7に対応した最初のスマートフォンは、早ければ2024年後半にも登場する可能性があるとのこと。そして、その1つがGalaxy S24になると述べているのです。他のメーカーを見てみると、米クアルコムは、すでにWi-Fi 7に対応するWi-Fiチップ「Wi-Fi 7 Networking Pro Series」を発表しており、ホームルーターやノートパソコンから、Wi-Fi 7対応製品が登場すると期待されています。
将来のGalaxyシリーズに関しては、2023年の「Galaxy S23」にて独自プロセッサ「Exynos」が搭載されない(あるいは搭載される)という噂や、さらに2025年の「Galaxy S25」では物理ボタンが一切なくなるという話もあります。毎年、最新技術を真っ先に採用するGalaxyですが、その進化から目が離せません。