アップルは新モデルのハイエンド向けタブレット「12.9インチiPad Pro(第6世代)」「11インチiPad Pro(第4世代)」を発表しました。
待望の新型iPad Proシリースですが、残念ながらそのアップグレード内容は「M2」チップの搭載のみ(前モデルはM1チップを搭載)。そのほかのカメラ性能やディスプレイスペック、バッテリー駆動時間などに差はありません。また、Apple Pencil(第2世代)への対応も前モデルと同じです。
なおアップルによれば、M2チップは「最大15%速いパフォーマンスを発揮する8コアCPUと、最大35%速いグラフィックス性能をもたらす10コアGPUを搭載。機械学習のタスクをスピードアップさせるNeural Engineが40%高速化し、メモリ帯域幅は50%広くなりました」とのことです。
細かな違いを見ていくと、新型iPad Proは「写真のスマートHDR 4」や最大4K/30fpsのProResビデオ撮影(容量128GBモデルは1080p/30fps)に対応。また、「Apple Pencilによるポイント」機能が利用できます。Bluetoothのバージョンも5.0から5.3へと新しくなりました。
12.9インチiPad Pro(第6世代)の価格は17万2800円(以下すべて税込み)からでWi-Fi + Cellularモデルが19万6800円から、11インチiPad Pro(第4世代)はWi-Fiモデルが12万4800円からでWi-Fi + Cellularモデルが14万8800円から。すべてのモデルでスペースグレイ/シルバーのカラーバリエーションが用意され、本日から予約を開始、10月26日に発売されます。
正直サプライズの少ない新型iPad Proですが、Apple Pencilや「Magic Keyboard」などの周辺機器が使い回せるのはありがたいといえそうです。
Source: アップル