Apple(アップル)が世界各地の直営店「Apple Store」にて、ARショッピング機能を導入するとの情報を、Bloombergが報じています。
報道によれば、このARショッピング機能はiPhoneの「Apple Store」アプリにて利用できます。そしてApple StoreでMacなどの製品にiPhoneを向けると、価格や仕様などの詳細情報が画面にオーバーレイ表示されるというのです。
Appleは少なくとも2020年からARショッピング機能に取り組んでおり、ここ数か月は店舗でのテストをおこなっているとのこと。ただし、この機能がいつ一般に公開されるかは不明だとしています。またAppleは他の小売店でもARショッピング機能が使えるように、開発者向けにAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェイス)を公開する予定のようです。
さらにBloombergは、「ARショッピング機能は、AppleのAR/VRヘッドセット体験のさきがけとなります」とも報じています。年内の発表と発売が期待されている同ヘッドセットですが、その機能の一部がiPhoneでも体験できるとすれば、なかなか楽しそうです。