米Googleはタブレット端末「Pixel Tablet」を発売予定であり、自社アプリをタブレットに最適化する動きを進めています。そんななか、Android版「Google ドライブ」アプリにスタイラスや指を使ってPDFに注釈を書き込める機能が追加されました。
先週末、Google Workspaceチームは公式ブログで新規アップデートを発表。そのなかでAndroid版Google ドライブに「フリーハンドのPDF注釈」がサポートされたと述べています。
具体的なやり方は、次の通りです。
- Android端末で、「Google ドライブ」アプリを開きます
- 注釈を付けたいPDFをプレビューモードで開きます
- 右下にある、注釈ボタン(ペンのマーク)をタップします
- ツールバーが開き、複数の注釈ツールが表示されます。スタイラスや指を使って、注釈ツールを選ぶことができます
ペンや蛍光ペンなど、様々な筆の太さや色も用意されています。また消しゴム(1行単位)やUndo(取り消し)/Redo(やり直し)機能もあり、注釈を消さずに表示/非表示の切り替えも可能。ツールバーは、タップ&ホールドして他の場所に移すこともできます。
注釈を付け終えたら、それを元のPDFに保存するか、別の新規ファイルに保存することもできます。後者の場合、元のファイルは変更されないままです。
もっとも、いくつかのAndroidデバイス(Pixelスマホやサムスン製タブレット含む)を確認したところ、まだアップデートは反映されていない模様です。
この新機能はスタイラスを使うタブレットをますます便利にする一方で、スマホでもいざという時(PDF書類にサインするなど)に活躍しそうです。公式発表では「15営業日以内にロールアウト(時差のある展開)」とあり、手元のAndroidデバイスにやって来ることを楽しみにしたいところです。
Source:Google Workspace
via:9to5Google