今年の投入が期待される「iPhone 15 Pro Max」における高倍率光学ズームを実現する「ペリスコープカメラ(あるいはペリスコープレンズ)」の詳細を、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。
ペリスコープカメラとは、光の軸を90度屈折させることで、スマートフォンの小さな筐体でも高倍率ズームを実現する技術。一部のハイエンドAndroidスマートフォンでは、すでに同カメラによる10倍の光学ズーム機能が利用できます。
Kuo氏のレポートによると、iPhone 15 Pro MaxのペリスコープレンズはLarganが納入するとのこと。さらに部品あたりの価格はわずか4ドル(約530円)で、メーカーにほとんど利益がないことも報じられているのです。
ペリスコープカメラについては、以前には「iPhone 14 Pro」への搭載が期待されていました。しかしそれは実現せず、現在はiPhone 15 Pro Maxへの搭載が予測されています。
さらにKuo氏は、「iPhone 16」ではGeniusというメーカーがペリスコープカメラを提供すると報告しています。過去のiPhoneがそうであったように、iPhone 15 Pro Maxにて導入される高倍率な光学ズーム機能も、いずれさまざまなiPhoneで利用できるようになってほしいものです。
Source: 9to5Mac