未開封の「初代iPhone」がオークションサイトのWrightに出品され、4万320ドル(約530万円)の高値にて落札されました。
これまでも未開封の初代iPhoneは何度かオークションに登場しており、今年2月には6万3,000ドル(約830万円)で落札。また3月にも5万5,000ドル(約720万円)で落札されていました。
今回出品された初代iPhoneは、パッケージのシュリンクに「Lucky You」という赤いステッカーが貼ってあるのが特徴です。シュリンクにはわずかな破れがあるものの、X線画像による診断により、中身には手がつけられていないことが確認されています。
一方で、同品は4万〜6万ドルの予想価格にて出品されていましたが、最終的な落札価格は4万320ドルに。出品者はもうすこし高い値段での落札を期待していたことでしょう。ここ数ヶ月の未開封な初代iPhoneの落札価格を考えると、市場での需要は若干下がっているのかもしれません。
しかし、以前は同品の相場価格が3万ドル台だったことを考えると、今後もじわじわと初代iPhoneの価値は上がっていく可能性があります。