Apple(アップル)がARスマートグラス「Apple Glasses(仮称)」を早ければ2026年から2027年に発売する予定だと、著名アナリストのMing-Chi Kuo氏が報告しています。
Appleのスマートグラスに関しては、以前にはBloomberg(ブルームバーグ)が「計画は無期限に延期された」と報道したことがありました。その理由については、iPhone並みの性能と十分なバッテリー駆動時間の両立が難しいことがあげられていたのです。
Kuo氏によれば、Appleが新しい「メタレンズ」の技術を開発することができれば、早ければ2026年から2027年の発売が可能になるとのこと。メタレンズとはメタサーフェスを利用して光を集光する平面レンズ技術で、平らなレンズ表面と厚みの減少が可能になるとされています。
報告によれば、Appleはまず「iPad Pro」、そして2025年から2026年にはiPhoneの「Face ID」機能のために、2024年にメタレンズを量産するとのこと。そして開発が順調に進めば、スマートグラスにも採用されると伝えているのです。さらに2028年から2030年には、メタレンズが通常のプラスチックレンズにとって変わられるとも報告しています。
Appleは6月に開催される「WWDC 2023」において、AR/VRヘッドセットを発表すると期待されています。一方でスマートグラスに関しては、その登場時期はまだまだ遠そうです。