Apple(アップル)が先週発表した次世代ワークステーション「Mac Pro」にて、「Product of Thailand(タイ製品)」と記載されていることが、FCC(連邦通信委員会)への登録により判明しています。
Mac Proといえば、2019年にはトランプ前大統領との共同発表にて、米国での製造が高らかにうたわれました。そして同製品には、「Designed by Apple in California, Assembled in USA(カリフォルニアでデザインされ、アメリカで製造されました)」という刻印が存在していたのです。
しかし2023年モデルのMac Proでは、「Designed by Apple in California. Product of Thailand. Final Assembly in the USA」という、なにやら長々としたラベルに差し替えられています。このFinal Assemblyがなにを意味しているのかは不明ですが、もしかするとほぼ完成状態のMac Proのネジをアメリカで締めただけ…という可能性もあるかもしれません。
このように表記が変更された理由について、海外メディアの9to5Macは「実情に合わせた表記に訂正するように、規制当局から要請されたのでは」と予測しています。Mac Proがどのように製造されているのかの詳細は、今後のAppleからの発表を待つ必要がありそうです。