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Apple
2015/10/31 11:25

【出遅れた人用】先代との差は歴然。大きく進化したiPhone 6sと6s Plusを改めて解説!

ココが変わった! ハードウェアの進化ポイント

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前モデルのデザインを継承し、モデル名に「s」が付く正常進化モデルとして登場したiPhone 6s/6s Plus。されど機能やパフォーマンスの進化は、“世代交代”と呼ぶべき著しさです。

 

性能を大幅に強化させつつ薄さ7・1mmを実現!

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iPhone 6s(写真右)
[SIMフリーモデルの価格]
16GB:9万3744円
64GB:10万6704円
128GB:11万9664円

iPhone 6sは携帯性を重視する人向けのコンパクトモデル。画面サイズは4.7インチ、解像度は1334×750ピクセル(326ppi)です。画面サイズと解像度とカメラの光学手ぶれ補正非対応を除けば、性能は6s Plusとほぼ同等です。

 

大画面&高性能カメラを搭載! 写真や動画を存分に楽しみたい人に最適

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iPhone 6s Plus(写真左)
[SIMフリーモデルの価格]
16GB:10万6704円
64GB:11万9664円
128GB:13万2624円

一方、iPhone 6sPlusはディスプレイの視認性を重視する人向けの大画面モデル。画面サイズは5.5インチ、解像度は1920×1080ピクセル(401ppi)で、光学手ぶれ補正は動画にも対応し、カメラをフル活用したい人にもオススメです。

 

【両モデルの共通点】

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ひと目でわかる違いは、ピンクゴールドの本体カラーと背面に刻印された「S」のみ。

 

また6s/6s Plusには、前モデルのA8チップに比べて処理速度が70%アップしたA9チップが搭載されています。ディスプレイは、強く押すことでショートカット操作などができる「3D Touch」に対応し、新開発の圧力センサーや「Taptic Engine」が内蔵されました。

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M9モーションコプロセッサをA9チップに直接組み込み省電力化を実現。音声エージェント「Siri」は常時オンでiPhoneに触れずに使えます。

 

【6→6sの進化ポイント1】

指紋センサー「Touch ID」がより反応が速い第2世代に

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ホームボタンに搭載されている指紋センサーの精度も強化されました。iPhone 5s/6/6 Plusに採用された第1世代よりも指紋の感知が速くなり、よりスピーディーにロックを解除できるように進化しています。

 

【6→6sの進化ポイント2】

メインカメラは12メガ、フロントカメラは5メガに向上

メインカメラ

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フロントカメラ

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メインは8メガ→12メガ、フロントは1.2メガ→5メガと、画素数が大きく向上。さらに、4Kビデオ撮影に対応し「3D Touch」操作で動く写真「Live Photos」も撮れるなど、楽しめる新機能が追加されました。

 

【6→6sの進化ポイント3】

7000系アルミを使用し、若干サイズアップ

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筐体には航空機などに使われる型番が7000番台のアルミニウムを採用。Appleが独自配合したアルミ合金で、iPhone史上最高の強度を実現。内部も改良されましたが、「6」と同等のサイズ感を維持しています。

 

先進的な操作感を実現し通信速度も向上!

9月9日(日本時間では10日未明)、Appleは米サンフランシスコでイベントを開催し、iPhoneの新モデルを発表しました。

 

発表前には、多色展開のコンパクトモデル「6c」が登場するのでは? という噂もありましたが、結果としては、現行モデルのデザインを継承した「6s」と「6s Plus」という、いわば順当なラインナップとなりました。外観に大きな変更はなく、毎年買い換えるユーザーの事前予約では、新色のローズゴールドが人気を博しています。

 

一方、 性能面はAppleが「唯一変わったのは、そのすべて」というだけあって従来の6/6 Plusとは一線を画する新機能を備えています。特筆すべきは「3D Touch」。画面を強めに押してショートカット操作ができる機能で、これに慣れるともはやシンプルなタッチ操作には戻れません。また、カメラは画素数が増えただけではなく、押すと動く写真「Live Photos」を楽しめるなど、独自の新機能を搭載した点も注目です。

 

通信機能は、LTEの通信速度が、最大300Mbpsに高速化したことが大きな利点。NTTドコモ版は下り最大262・5M(東名阪の一部地区に限る)、au版は最大225Mbps、ソフトバンク版は最大187 bps・5Mbpsでの通信が可能です。さらにMIMOによりWi- Fiも最大866Mbpsとなり、データ受信がより快適に行えます。

 

外見に大きな変化こそなかったものの、使用しているうちに新機能の快適さ、操作性の向上にハッとすることが多々あります。今回の発表でいまひとつピンと来るものがなかった方も、ぜひ一度端末に直接触れてみることをオススメしますよ。