まもなく「iPhone 15」 シリーズが発表され、Lightning端子からUSB-Cポートに移行したことも明かされる見通しです。それに伴い、多くのアップル純正アクセサリーにもUSB-Cが追加されると著名ジャーナリストが主張しています。
アップルの社内情報に詳しいBloombergのMark Gurman記者は、米MacRumorsのポッドキャスト番組で、同社が2024年までにAirPods全モデルやMac用の周辺機器を含むアクセサリー製品をUSB-Cに移行しようとしていると述べています。
かつて、2012年にLightningコネクタが導入されたときと同じく、USB-Cへの以降は比較的速やかに行われるそうです。
その例としては「USB-Cを搭載した新型MagSafeデュアル充電パッド」や「新型MagSafeバッテリーパック」などが挙げられています。どちらの製品とも、現行モデルにはLightningコネクタやLightning対応ケーブルが同梱されているものです。
ただし、これら新型アクセサリーが、9月13日深夜の「Wonderlust.」イベントで登場するかどうかは不明です。
またGurman氏によれば、製造中止となった「Apple Watch Magnetic Charging Dock」(アップル純正の充電ドック)がUSB-Cポートを搭載して再登場するかもしれないとのこと。
さらに、新型MagSafeバッテリーパックが開発中ながらも、まだ発売準備はできていないそうです。
この次世代バッテリーパックは複数を積み重ねて「デイジーチェーン接続」でき、一度にワイヤレス充電できるという新しいコンセプトのもの。例えば、2台のiPhoneをバッテリーパックの左右に1台ずつ置いて、同時に充電できると予想されています。
さらにGruman氏は、まもなく発表されるUSB-C充電ケース付きAirPods Proが「第3世代AirPods Pro」としては販売されないと述べています。真の第3世代AirPods Proは、来年か2025年初めに発表され、より大幅にアップデートされるとのこと。
アップルの正式発表に先立ち、すでにUSB-Cポートを備えたMagSafeバッテリーパックの偽者が登場しているとの報告もあります。偽造アクセサリー業者も、USB-Cへの移行を大急ぎで進めているのかもしれません。
All new Apple accessories will have to follow USB C standards, this means that even older models will be updated. Here is a Usb C model of the MagSafe Battery pic.twitter.com/QrMVJOld5u
— Majin Bu (@MajinBuOfficial) September 10, 2023
Source:MacRumors