MacBook Pro、「有機ELディスプレイ搭載」は2026年までお預け?

ink_pen 2023/11/13
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MacBook Pro、「有機ELディスプレイ搭載」は2026年までお預け?
多根 清史
たねきよし
多根 清史

IT / ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。

アップルは2024年、初の有機ELディスプレイ搭載のiPad Proを発売することが有力視されています。その後にMacBook Proも有機ELに移行すると予想されていますが、それが起きるのは2026年以降になると著名アナリストが主張しています。

↑画面が大きく変わるのはしばらく先?

 

米メディアの9to5Macが入手した投資家向けメモによると、香港のHaitong Intl Tech Researchのアナリスト・Jeff Pu氏は、11インチと12.9インチのiPad Proの有機ELバージョンが2024年の発売に向けて準備中であり、アップルは同年内に1000万台の出荷を目指していると述べているとのこと。

 

かたや、14および16インチMacBook Proに関しても、2026年に有機EL画面にアップデートすることを目指しているそうです。現行のMacBook ProはミニLEDバックライト液晶画面を搭載しており、アップルはこれを「Liquid Retina XDR」と呼んでいます。

 

このミニLED画面は非常に評判が高いものの、有機ELディスプレイと比べればコントラスト比や深い黒、消費電力などいくつかの点で及んでいません。アップルがiPhone X以降、iPhoneに有機EL画面を採用しているのもそのためでしょう。

 

将来のMacBook Proに有機ELディスプレイが搭載されることは、信頼性の高いディスプレイ専門アナリストRoss Young氏も予想しています。が、そちらは2026年~2027年と少し遅め。

 

ほかにも、より安価なMacBook Airもいずれ有機ELディスプレイに移行すると複数の情報源が伝えてきました。上記のYoung氏は2024年発売と述べたこともありますが、下位モデルが上位モデルより高品質の画面を搭載するとは考えにくく、もう少し先のことになるかもしれません。

 

Source:9to5Mac

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