現行のiPad mini(第6世代)が2021年9月に発売されてから、2年以上が経ちました。最近では「2024年に発売される」とのうわさが相次ぐなか、米・MacRumorsがこれまでの情報を整理。見どころは6つあるようです。
1: 2024年9~10月のデビュー
アップルのサプライチェーン情報に詳しいアナリストのミンチー・クオ(Ming-Chi Kuo)氏は、次期iPad mini(第7世代)の量産開始は2024年後半に延期されたと主張(従来は第1四半期)。つまり、7月以降に製造されると予想しています。
アップルが7月~8月に新製品を発表することは滅多にないため、2024年9月~10月に発表される可能性が高いと思われます。
2: 搭載プロセッサーの強化
現行の第6世代iPad miniは、iPhone 13と同じA15 Bionicチップを搭載。その発売から2年も経過していることを考えれば、次期モデルでは最低でもA16 Bionicチップが搭載される可能性が高いはずです。
3: カメラのアップグレード
次期iPad miniは、自撮りカメラと背面カメラの強化が期待されています。また、A16以降のAシリーズチップには、A15以前にはなかったPhotonic Engine(Deep Fusionを画像処理のより早い段階で適用することで、画質を向上させる機能)が搭載されているため、かなりの進化が期待できそうです。
4: 新色登場
現行モデルは、スペースグレイ、スターライト、ピンク、パープルの4色。しかし、次期モデルでは新色の登場がうわさされています。
5: ワイヤレス機能の進化
次期iPad miniは、Wi-Fi 6EとBluetooth 5.3に対応し、Wi-Fi通信やBluetoothの接続性が改善される見通し。すでに最新のiPad ProやiPhone 15 Pro、新型MacにはWi-Fi 6EとBluetooth 5.3のサポートが追加されています。
6: ディスプレイの改善
新型iPad miniは、縦置きにしてウェブページなどを素早くスクロールすると、文字や画像が斜めに傾き、ゼリーのように揺れて見える「ゼリースクロール」現象が解消すると言われています。
ただし、最大リフレッシュレートは60Hzのままで、Proモデルのような120Hzは実現しないと、ある著名リーカーは主張しています。120Hzに対応するには製造コストが上昇するため、価格の安いminiモデルではやむを得ないのかもしれません。
iPad mini 7 still doesn't have 120Hz, supposedly only the AP changed from iPad mini 6…
I wonder if the jelly scrolling issue still exists? 🥲 I'm curious.
— Revegnus (@Tech_Reve) October 10, 2023
Source:MacRumors