次期「iOS 18」、生成AIが「その場でカスタム絵文字」を作ってくれる可能性大!

ink_pen 2024/5/28
  • X
  • Facebook
  • LINE
次期「iOS 18」、生成AIが「その場でカスタム絵文字」を作ってくれる可能性大!
多根 清史
たねきよし
多根 清史

IT / ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。

アップルが次期iOS 18を発表する年次開発者会議WWDC(現地時間で6月10日~)まで、あと2週間となりました。さまざまな生成AI機能が追加されると予想されるなか、その目玉の一つが「カスタム絵文字を作成」できることだと報じられています。

↑表情が豊かになる?

 

同社の内部情報に詳しい米ブルームバーグのマーク・ガーマン記者は、自らのニュースレター・Power Onの最新号で、iOS 18とmacOS 15に期待されることを概説。iOS 18については、通知や写真、メモなどにAI機能が追加されるとともに、この絵文字作成ツールが「目立つ機能」になるよう計画していると述べています。

 

アップルは、ユーザーが書いたテキスト内容に基づいて「その場でカスタム絵文字を作成できる」ソフトウェアを開発しているとのこと。つまり、現在iPhoneやその他の機器で提供されている範囲を超えて、どんな場面でもいきなり全く新しい絵文字が使えるわけです。

 

iOSでは毎年のアップデート毎に、新たな絵文字が追加されています。例えば、今年3月のiOS 17.4では茶色キノコや不死鳥、ライムなどが登場。しかし、この新たな生成AI機能が利用できるようになれば、毎年のソフトウェア更新を待つ必要がなくなることになります。

 

また、同記者は、iOS 18ではホーム画面をカスタマイズできる自由度が高まり、アプリアイコンの色を変えたり、現在のグリッド(格子状の画面構成)に縛られず、どこでも自由に配置できたりするようになると述べています。

 

ホーム画面や絵文字は、日々のiPhoneとの付き合いで使ったり目にしたりするもの。それらが多様になることで、生活も豊かになると期待したいところです。

 

Source: Bloomberg
via: 9to5Mac

Related Articles

関連記事

もっと知りたい!に応える記事
Special Tie-up

注目記事

作り手のモノ語りをGetNavi流で