アユートは、2016年12月よりパソコン用VRヘッドマウントディスプレイ「HTC VIVE」の国内販売代理店業務を開始しました。それに伴い、12月17日より秋葉原にある「パソコン工房 秋葉原イイヤマストア」の2階にHTC VIVE VR無料体験コーナーをオープン。場所は、中央通りに建つベルサール秋葉原の末広町側の脇道を右に入り、すぐ右側になります。
HTC VIVEは、PlayStation VRやOculus Riftと並ぶ、人気のVR端末。PCに接続し、ヘッドマウントディスプレイとハンドコントローラーを使って、高画質なVRコンテンツを体験することができます。
イイヤマストアの無料体験コーナーは立ってプレイできるスペースが確保されているので、いわゆるルームスケールVR体験をすることができます。HTC VIVEでVR世界をのぞきながら、視覚だけでなく部屋を歩き回って身体でVRの世界を感じられるわけです。VRは身体全体で体感することで没入感が上がり、VR酔いも軽減されるので、初めてVRを体験するには最適な場所となっています。
特にHTC VIVEは、立位でプレイすることを推奨しているので、この体験スペースならHTC VIVEの本領が発揮されるといえます。
この部屋の壁には2か所にベースステーションが設置してあり、VRゴーグルをしていても壁が近くにあることを映像で教えてくれます。
設置されている4KディスプレイにHTC VIVEで見ている映像がリアルタイム表示されるので、一緒に遊びに来た友だちや家族も退屈せず楽しめます。
体験したい場合は、1階の店頭カウンターで申し込みをすれば、無料で体験をすることが可能。体験希望者が多数いる場合は予約という形になるそうですが、現時点では予約システムはまだ稼働しておらず、その場で待つことになります。
思わずのけぞるほどの迫力が楽しめる
体験コーナーでは、来春発売されるスクウェア・エニックスの「乖離性ミリオンアーサー」のVR版や、海に潜ったような映像を楽しめる「theBlu」のお試しプレイが可能です。「乖離性ミリオンアーサー」は、スマートフォンやPC版でリリースされているキャラクターコマンド式のRPGで、バトルシーンの一部を体験することができます。周りを見わたせば、仲間たちが一緒に戦っている様子が見てとれるので、スマホやPCでは味わえない臨場感を味わえます。
「theBlu」は海中を潜るダイビングの体験ができ、クジラやウミガメなど、さまざまな海洋生物を見ることが可能。ハンドルコントローラーを使って、海中を漂うクラゲなどに触れるといった疑似体験もできます。
紹介した2本以外にも、複数のソフトを体験可能です。注意したいのは、VRの体験には年齢制限が設けられていること。13歳未満のお子さんは保護者が同伴しても遊ぶことは出来ません。
この体験スペース以外にも、秋葉原イイヤマストアの1階には、HTC VIVEの体験コーナーが設けられています。こちらは椅子に座って遊べ、受付も必要ないので、手軽にVRを体験できるようになっています。
秋葉原イイヤマストアの営業時間は、午前11時~午後8時まで。年中無休で元日から営業しているので、秋葉原に福袋を買いに行くついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。