エンタメ
音楽
2018/10/25 20:00

【プレイリスト】ハロウィン・パーティーで流したい“ダンス&ホラー”曲10選

年月を重ねるごとに「ハロウィン」の勢いは年々加速し、ここ東京でもすっかり定着した感じがします。もはや風物詩ともいえる熱狂が、今年も渋谷の街で繰り広げられることでしょう。

 

今回はそんな「ハロウィン」にスポットを当てた楽曲をセレクトしてみました。J-POPでここ数年増えてきた「ハロウィン」モチーフのものや、なんとなく「ハロウィン」なムードを彷彿とさせるコワ〜イ楽曲まで、ハロウィン気分を盛り上げてくれるであろう10選をお届けします。

 

前半は「ハロウィン・パーティ」というシチュエーションで踊れる楽曲を、後半は有名なオカルト映画から本気印の「ホラー」な音楽を中心にセレクトしてみました。個人的にホラー映画の金字塔『サスペリア』のリメイク作が、「君の名前で僕を呼んで」で知られるルカ・グァダニーノ監督によりリメイクされるということで、ちょっとした「サスペリア」推しとなってしまいました。

 

「Spotify」アプリをダウンロードすれば、有料会員でなくても試聴ができますので、ハロウィン・シーズンを盛り上げる一翼を担えるとうれしいです。

 

【ハロウィンの季節に聴きたくなる10曲】

01.MAN HUMAN [DEVILMAN crybaby Ver.] /電気グルーヴ
(2018年1月10日リリース)

Netflixで全世界に配信された話題のアニメ「DEVILMAN crybaby」。永井 豪原作の傑作マンガ「デビルマン」をベースに、「夜明け告げるルーのうた」で知られる鬼才・湯浅政明の手によって、よりバイオレンスに、よりセクシャルにリコンストラクションされた問題作。本作の主題歌を電気グルーヴが担当し、ダークでハードコアなアニメの世界観を見事に再現。漆黒のサウンドデザインと地を這うように刻まれるイーブンキック。彼らの本気モードのテクノ・ミュージックが久しぶりに聴けます。四つ打ちなのでパーティシーンにもハマりそう!

 

02.GHOST PARTY/Shiggy Jr.
(2015年10月13日リリース)

紅一点の池田智子を擁する4ピースバンド、Shiggy Jr(シギージュニア)のセカンド・シングル。サウンドプロダクションをエレクトロ寄りに大幅にシフトさせた、とびっきり弾けたパーティチューン。ハロウィン直球のコンセプトで、オープニングのSEと曲中にかぶさるシンセ音が「ホラー色」を盛っていていい感じ。もともと彼らに根ざしていた「ダンス」的な側面が、本作から色濃く花開いていったような気がします。ちなみに、本作のリミックスをm-floの☆Taku Takahashiが手がけており、よりダンサブルな仕上がりとなっているので、興味がある方は「GHOST PARTY(☆Taku Future Jpop Remix)」もチェック!

 

03.ファッションモンスター/きゃりーぱみゅぱみゅ
(2012年10月17日リリース)

ハロウィンのイメージを踏襲した、まさにシンボリックな存在ともいえる“ファッションモンスター”こと、きゃりーぱみゅぱみゅ。ハロウィンをド直球で扱った「Crazy Party Night〜ぱんぷきんの逆襲〜」ではなく、今回はあえてこちらのハロウィン・ソングをチョイス。ダンサブルなエレクトロをベースに、硬質なロックのエッセンスをちりばめた傑作。ギターやキーボードの歪んだ鳴りが、ダークで可愛い世界観を増幅させているようです。「モンスター(自分)が自分に正直になって次第に人気者になる」ストーリーは、きゃりーそのもの。ちなみにミュージック・ビデオ中で彼女が着ていたストライプ柄の衣装は、ティム・バートン監督のホラーコメディ映画「ビートルジュース」からインスパイアされたものなのだとか。コウモリ型の髪型(ウィッグ)も話題になりました。

 

04.Lollipop Candy BAD girl [album version] /Tommy heavenly6
(2007年3月7日リリース)

the brilliant greenのヴォーカリスト、川瀬智子のソロプロジェクト。もうひとつのプロジェクトTommy February6のオルター・エゴであり、ダークサイド的な存在がTommy heavenly6。本作はハロウィンをテーマにした楽曲で、ヘビーロックで畳みかけていく大筋のサウンドと、サビ部分で垣間みせる甘いメロディとの拮抗とがまさにタイトルそのもの。川瀬智子の本質はダークサイドにあるのだと確信させる楽曲でもあります。2006年10月11日にリリースされたシングル盤は、マーチングパート〜ロックパートという流れで10分31秒もの大作となっているので、今回はアルバム・バージョンをセレクトしてみました。Tommy heavenly6名義では2枚目となるアルバム「heavy starry heavenly」に収録。

 

05.ハロウィン・ナイト/AKB48
(2015年8月26日リリース)

2015年の「AKBグループ選抜総選挙」で選ばれた上位16名選抜による、AKB48初のハロウィンを題材にしたシングル曲。指原莉乃が2年ぶりに1位に返り咲いたということで(?)、彼女をセンターに配置した「恋するフォーチューンクッキー」と同じく、70sディスコ歌謡をブラッシュアップしたキラキラの世界観でハロウィンの夜を盛り上げます。「カボチャが誘ってる さあ 手を叩け! 腰を振れ! 今夜は誰も馬鹿になれ!」と、パーティピーポーに向けたメッセージソング。ハロウィン仕様に仮装したAKB48メンバーが、往年のディスコ世代のダンサーたちと踊るミュージック・ビデオで踊りをマスターしちゃいましょう。振り付け担当は、ディスコに関しては間違いのないパパイヤ鈴木。

 

06.Suspiria/ゴブリン
(1977年リリース)

1977年に日本で公開され、40年以上経った今でも語り継がれるイタリアの傑作ホラー映画「サスペリア」。「決して、1人では見ないでください」という秀逸な宣伝コピーとともに、ここ日本でも大ヒットを記録しました。劇中をさらに不穏に彩るのがイタリアのプログレッシブ・ロックバンド、ゴブリンによる暗黒のサウンド。アナログシンセを軸にしてタブラで刻まれる不気味なリズム音、様々な効果音などをフィーチャーすることで、中世の黒魔術を彷彿とさせる悪夢直球のサウンドスケープが完成。映画のヒット同様に日本国内でサントラ盤も好セールスを記録しました。この曲がかかったら、アラ還以上の人はソワソワしてしまうとか?

 

07.Weather People/ケイジ
(2003年7月29日リリース)

ビートが欲しい! という方には、上記の「サスペリアのテーマ」の印象的なイントロフレーズをサンプリングしたヒップホップナンバーを。ニューヨークのアンダーグランド界隈でその名を馳せた実力派インディーMCであり、エミネムとともに白人MCのパイオニア的存在のケイジ。彼が2003年に発表したアルバム「Weather Proof」には、不穏なムードが漂うトラックが多いなかで、ひときわ異彩を放つのが本ナンバー「Weather People」。とげとげしいライムと独特なフロウ、そして「サスペリア」使いの刺激的なトラックで、聴き手を煽る危険な曲かもしれません。

 

08.Suspirium/トム・ヨーク
(2018年10月26日リリース)

しつこいですが、前述した「サスペリア」がまさかのリメイク! 監督は「君の名前で僕を呼んで」で知られるルカ・グァダニーノ、出演はダコタ・ジョンソン、ティルダ・スウィントン、そしてクロエ・グレース・モレッツ。本国のアメリカでは年末公開予定となっていますが、この映画のサントラ盤をなんとレディオヘッドのトム・ヨークが全曲手がけていることも大きな話題となっています。彼が初めてトライする映画音楽は、舞台であるドイツの「クラウト・ロック」を意識したというインスト楽曲(めっちゃ怖い!)と静寂なバラードとが交差する摩訶不思議な世界観。その中でも本作はピアノで奏でられた物憂げで不穏なバラード作。五感を刺激する恍惚と恐怖とが同居した楽曲ともいえましょう。

 

09.Introduction/マイク・オールドフィールド
(1973年5月25日リリース)

ヴァージン・グループの創業者である、リチャード・ブランソンが立ち上げた音楽レーベル「ヴァージン・レコード」の所属第1弾アーティストとしてデビューし、1973年に発表したアルバム『チューブラ・ベルズ」が世界的な大ヒットを記録。冒頭の楽曲「チューブラ・ベルズ パート1」のイントロ部分で、延々とリフレインするフレーズを編集したテイクが、オカルト映画の古典的名作「エクソシスト」(1974年)で使用されたことで、さらに知名度が増していきます。実は版権上の問題で、このテイクの編集にはマイクはノータッチ。そんないわくつきの曲は、このフレーズ=オカルトなる強烈なイメージがよくも悪くもついてしまい、楽曲は一人歩きしてしまうことになります。今回はオリジナルの「チューブラ・ベルズ パート1」が配信公開されていないので、本作を再演した「チューブラ・ベルズ2003」の「Introduction」をお届けします。

 

10.Hedwig’s Theme/ジョン・ウィリアムズ
(2001年10月31日リリース)

世界的なベストセラー作家、J.K.ローリングの原作小説を映画化した大人気ファンタジー映画「ハリー・ポッター」シリーズで、あまりにも有名なテーマ曲がこちら。音が鳴り出した瞬間に、未知なる魔法の世界へと誘ってくれそうな楽曲で、壮大な展開にハマった方も多いのではないでしょうか。ヘドウィグとはハリーのペットとして数々の冒険を共にしてきたあのフクロウのこと。以降、様々なアレンジで最終シリーズまで使用された、劇中における最重要楽曲でもあります。スコアを担当したのは映画音楽界のマエストロ、ジョン・ウィリアムズ。「スター・ウォーズ」シリーズの重厚なスペースオペラ楽曲はあまりにも有名です。記念すべきシリーズ1作目の「ハリー・ポッターと賢者の石」に収録。

 

いかがでしたでしょうか? ハロウィン時期に聴きたくなる楽曲は、洋楽邦楽問わずにまだまだたくさん「Spotify」に存在しますので、皆さんのお気に入りのあの曲、この曲をぜひ見つけてくださいね!