身も心も変えるきっかけに!? Netflix作品をスマホで観る日々
まわりは早くに家庭を持ちゆったりした時間が流れる地元にて、増えていくひとりの時間をNetflixで満たしてきた3人。Netflixに対しては、作品そのものはもちろんサービスのインターフェイス、地上波のチャンネルと似た感覚でのザッピングしやすさ、視聴の手軽さなど、使い勝手の面でも大きな魅力を感じていました。続いて、前田さんがその手軽さに驚いたスマホ視聴について掘り下げていきたいと思います。
那須さんがスマホで観て印象に残っている作品
エリートサラリーマンだった主人公が転生したのは別世界の少女!?大人気ラノベ作品をアニメ化。2019年には映画も公開予定の人気作品。
小杉さんがスマホで観て印象に残っている作品
お人好しで純粋な若者ヨシヒコは、何の因果か勇者として疫病に苦しむ村人たちを救うため旅立った。パロディ満載で巧みに笑いを誘うドラマ作品。
前田さんがスマホで観て印象に残っている作品
のどかな田舎町に突然発生した白い霧。その中に潜む正体不明の生物を発見した住人たちを、悪夢が容赦なく追い詰める……。
――前田さん、スマホ視聴にすごく驚かれたんですね(笑)那須さんと小杉さんは、スマホで動画を観ることはありますか?
那須さん 自分はジムのランニングマシンで走りながら、スマホで動画をよく観ます。
小杉さん あ、同じだ!今のランニングマシンって、スマホを置くスペースがあるんですよね。トレーニングしながら好きな動画を観て、キツさを紛らわしています。「勇者ヨシヒコ」1話分を目安にして、30分間走るのが決まりです(笑)ギャグもちょうどよく力が抜けてテンポも良い作品なので、ランニングタイムがあっという間に感じます。
前田さん へー! 私にはない発想です…。那須さんも、走る時に観る作品を決めているんですか?
那須さん だいたいアニメと決めてます。もともとアニメが好きなのですが、ジムでNetflixを観ながら走っているとダイエットがすごく捗るんです。走りに行ってるのかアニメ観に行ってるのか、わかりませんが(笑)そのおかげで、90キロあった体重が70キロまで落ちました。
小杉さん 意外! ストイックに減量したんですね。
那須さん 実は一年前に妻と離婚したことをきっかけに、ダイエットを始めまして…!
小杉さん&前田さん え!?
那須さん すみません、急な告白で! でも円満離婚なので、重く受け取らず聞いてください。離婚の理由は、都心近郊で育った元妻に山形の静かな暮らしが合わなかったことです。ちょうど今話している「都会と地方」の話にも通じますね。
小杉さん そっかー…。ありそうな話ですが、僕らのように都会と地方、両方の暮らしを経験していない人にとっては大きなギャップがあるのかな。
那須さん そうみたいですね。子どももいなかったし、お互いの今後をよく考えて出した結論でしたけれども、どこかにやりきれない気持ちがあったんですよね。家庭を維持できなかった自分への歯がゆさ…でしょうか。そんな自分を変えるためジムで走りまくっていた時に、スマホで観ていたのが「幼女戦記」。主人公が転生して圧倒的な強さで敵を駆逐していく痛快さに、僕も強くなるぞ!と燃えました。
前田さん すごいエピソードですね…。一気に小さい話になってしまうので恐縮です(笑)先ほど話した通り、スマホ初心者だったので小さな画面で作品を楽しめるか疑問でしたが、観る作品によって変わるんですよね。特に私は、鑑賞済みの作品を観直したい時にメリットを感じています。監督名や役者のプロフィールなど、劇中で気になることがあれば動画を一時停止して、すぐに手元で検索できたり。何度も観ている作品なのでじっくり観るよりも、新しい発見を探しています。
小杉さん 新たな知識を蓄えつつ鑑賞すること自体が、新しい動画の楽しみ方になるんですよね。
前田さん まさに。あと演劇部の顧問をしていまして、部活で使う台本を書かなくてはいけないんです。その教材になる作品もNetflixで探しています。直近だと「ザ・ミスト」が、すごく参考になりました。閉鎖された世界観があると、演劇を作りやすくて。今日の座談会に来る新幹線の中でも「ザ・ミスト」をスマホで観つつ、スマホで適宜メモってました。移動中のエンタメにも、Netflixはとても活躍しています。