柴咲コウ主演の2017年大河ドラマ『おんな城主 直虎』（NHK総合）の出演者発表会見が行われ、新たに三浦春馬、高橋一生、柳楽優弥、ムロツヨシらの出演が分かった。
本作は、幕末の大老・井伊直弼の先祖にあたり、戦国時代に男の名で家督を継いだ井伊直虎（柴咲）の激動の生涯を描いたドラマ。
すでに出演が発表されていた柴咲以外に、この日は14名のキャストが発表された。直虎の父・井伊直盛を杉本哲太、母・千賀を財前直見が演じる。また、直虎の幼なじみでいいなずけの亀之丞／井伊直親役を三浦、同じく幼なじみの鶴丸／小野政次を高橋、直親の妻を貫地谷しほり、盗賊団のかしらを柳楽、豪商の瀬戸方久をムロが演じる。
今回が三度目の大河出演となる三浦は、武術が堪能だという役の設定を明かし、「馬や弓を練習しなければならないと思います。笛や太鼓も重要なアイテムだとうかがっているので、貫地谷さんの足を引っ張らないよう笛も練習していきたい」と意気込んだ。
大河初出演の柳楽は、「初めての大河で光栄です。僕はオリジナルのキャラクターを演じるので、精いっぱい楽しみながら演じたいです」と語るいっぽうで、「何話そうか忘れてしまいました（笑）」と隣のムロに助けを求めるひと幕もあり、会場の笑いを誘った。
また、金のためなら手段を選ばない男を演じるムロは「ルールを破ってでも変なことをやって怒られていきたいと思います。でも、しっかり柴咲コウちゃんは支えていきたい。このコメントを使ってほしいです」と語り、会場を沸かせた。
個性的なキャストに囲まれ、柴咲は「過去に共演したことのある俳優さんや女優さんもいらして心強い。初めてお会いする役者さんもいらっしゃいますが、すでに温かさを感じています。いいものができる予感しかないので、魂をこめてお芝居を見せられたら」とコメントを寄せた。
この日は、前田吟、小林薫も登壇した。出演者は、ほかに宇梶剛士、吹越満、刈谷俊介、でんでん、筧利夫。語りは中村梅雀が務める。
大河ドラマ『おんな城主 直虎』（NHK総合）は、2017年１月スタート。
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