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ウェザーニュース
2022/9/23 8:00

内田侑希「お天気以外の生活に密着した知識を情報を視聴者に届けながら、私自身も日々一緒に学んでいます」ウェザーニュースキャスター連載・第4回

24時間365日、最新の気象・防災情報を発信し続ける「ウェザーニュースLiVE」。YouTubeの登録者数は88万人を突破し、日々の生活を支えるコンテンツとしてますます多くの人に愛されています。この番組を毎日生放送でお届けしているのが気象キャスターたち。GetNavi webではそんな皆さんの活動を紹介するとともに、それぞれのプライベートな一面に迫った連載「夕虹は晴れ! ウェザーニュースキャスター」を展開中! 第4回は、内田侑希キャスターの登場です。ゆっきーをもっと知れば世界は平和になりますよ!

 

<ウェザーニュースLiVE×GetNavi web連載>

第4回・内田侑希キャスター

内田侑希●うちだ・ゆき…1995年12月8日生まれ。福岡県出身。O型。2020年1月、ウェザーニューズ社のウェザーニュースLiVEキャスターオーディションに合格し、同年4月より同社が配信する「ウェザーニュースLiVE」の気象キャスターとして活躍中。趣味・特技は旅行、スポーツ観戦・絶対音感など。TwitterInstagram

 

【内田侑希さん撮り下ろし写真】

“伝える・届ける”仕事であれば、自分の力を発揮できるかもと思ったのがきっかけでした

──連載第4回にご登場いただくのは内田侑希キャスターです。前回の白井ゆかりキャスターからのバトンとなりますが、内田さんが感じる白井キャスターの魅力とはどんなところでしょう?

 

内田 とにかく優しいです! 初めてお会いした時は、クールな方なのかなと思っていたんです。でも、実際はものすごく話しやすくて。それに、個人的にはあのかわいらしい声がうらやましいなと思っています(笑)。私は声が低めなので憧れますし、ゆかりんさんはそうした見た目と声のギャップもまた素敵なんですよね。

 

──前回白井キャスターを取材させていただいた際、インタビューでも撮影の時でも、相手に対して壁を作らない空気感を持っている方だなと感じました。

 

内田 そうなんです。番組でもいつも優しい笑顔を届けていらっしゃいますし、そうしたところも見習いたいなと思っています。

 

──内田さんは笑顔が苦手なんですか?

 

内田 苦手ではないんですが、番組だと放送開始直後はやはり少し緊張感がありますし、エンジンがかかるまでは意識して笑顔を作ろうとしています。そうはいっても、視聴者さんから送られてくるコメントを見てやりとりをしていたら、自然と笑っていますけどね(笑)。皆さんの書き込みは本当に面白いので、気づいたら3時間の放送が終わりに近づいていたということが多いです。

──3時間の生放送と聞くと、長丁場で大変そうな印象がありますが、体感的にはあっという間という感じなのでしょうか?

 

内田 その日によりますが、お天気が穏やかで、ずっと笑って番組を終えられる時はすごく早いです。反対に、台風が近づいていたり、警報などが出ていたりする時も、伝える情報が多く、使命感や責任感が伴いますので、密度の濃さという意味でやはり時間が過ぎるのを早く感じます。

 

──内田さんが「ウェザーニュースLiVE」のキャスターになって2年半が経ちました。これまでを振り返ってみると、やはり早く感じますか?

 

内田 早かったですね。充実していましたし、“ちゃんと頑張って働いてきたな、自分!”という達成感もあります(笑)。自己肯定って大事ですからね。ここまで2年半、しっかりと続けてこられたことも含め、自分を褒めてあげたいです(笑)。

 

──(笑)。そもそもキャスターになるきっかけは何だったのでしょう?

 

内田 私は純粋にウェザーニュースアプリのユーザーだったんです。それである日、いつものように「今日は洗濯物、干せるかなぁ」と思ってアプリを見たら、キャスター募集と書かれたバナーがあって。それを見て、“ちょっとやってみようかな……”という感じでした(笑)。

 

──記念に受けてみようかな、というような?

 

内田 そうです。ダメ元精神でしたし。でもそれが逆に良かったのか、受ける前もオーディション中も、ずっと心に余裕がありました。唯一、悩んだり緊張したりしたのは書類を送る直前ぐらいで。たしか締め切りのギリギリで提出したんですよね。友達に相談して、「せっかくのタイミングなんだから、送るだけ送ってみたら?」と背中を押してもらって。それからは自分でも驚くほどトントン拍子で、気がついたらキャスターになっていました。ですから、これから何かしらのオーディションや面接に挑む方がいらっしゃれば、気負わず、平常心で臨むのが一番大事ということをお伝えしたいです。

 

──キャスターになること自体は夢の一つだったのでしょうか?

 

内田 いえ、実はそれもキャスターという仕事に強いこだわりがあったわけではなかったんです。大学を卒業してからはしばらく金融機関で働いていたのですが、もっと自分が経験してきたことを活かせる仕事がしたいなと思い始めていまして。そんな時にキャスター募集の告知を見て、自分が学生時代からプレゼンが得意だったのを思い出し、“伝える・届ける”という分野であれば、自分の力を発揮できるかもと思ったんです。

 

──プレゼンは自分の言葉や想いを伝えるだけの一方通行ではなく、相手が何を求めているかを考える必要もありますよね。

 

内田 そうなんです。お天気の情報も同じだと思います。全国各地で番組をご覧になっている方々がどんなことを知りたがっているかを考え、それをどう伝えていくかも大事ですから。思えば、昔から分析をするのは好きなほうで。オーディションの時も、“ウェザーニューズという会社やこの目の前の審査員の人たちは、一体何を求めているんだろう?”ということを、ものすっごく細かく考えて臨んでました(笑)。ダメ元な気持ちでオーディションを受けたとは言いましたが、やるからには絶対に合格するぞという気持ちで真剣に向き合っていましたから。

デビューした頃から、オープニングトークはかなり力を入れて頑張ってます!

──実際にキャスターになったことで、ご自身の中で変化などはありましたか?

 

内田 これはキャスターというより、「ウェザーニュースLiVE」に限ったことかもしれませんが、お天気に関して詳しくなったことはもちろん、それ以外のいろんな知識も増えていきました。というのも、番組では季節や日常に関わることも情報として発信しているんですね。例えば、天気や気圧の変化が引き起こす「天気痛」と呼ばれる頭痛のお話だとか、もっと生活に密着したことで言えば、おいしいナスの見分け方といった旬の食べ物の話題など。そうした、自分の人生や生活が豊かになる知識がどんどんと増えていったんです。視聴者さんに情報を届けながらも、自分も一緒に学んでいるような感じですね。しかも、そうやって自分の中にいろんな情報や知識が増えていくことで、番組で伝えていく言葉の内容にも厚みや説得力が増していっているような気がするんです。

 

──と言いますと?

 

内田 私がキャスターになった時は3か月ほど研修期間があり、そこで原稿の書き方なども教えていただいたのですが、今振り返ると本当に薄っぺらだったなって思うんです(苦笑)。デビュー当時の放送とか、見直したくないですもん(笑)。もちろん、先輩方の原稿を参考にしたり、自分が書いたものを添削していただいたりして、最低限の情報はしっかりとお届けしていましたが、どこか拙さが感じられる内容だったと思います。

 

──そうなんですね。ちなみに、デビューした日のことは覚えていますか?

 

内田 覚えていると言いますか、動画で残されている……いや、残してくださっている方がいまして(苦笑)。“お願いだから見ないで!”と思っています(笑)。切り抜き動画などで番組を一緒に盛り上げてくださることには感謝の気持ちでいっぱいなんですが、やっぱり昔のものは恥ずかしいですね。特にデビュー日はものすごく緊張しているなっていうのが、自分でも分かりますから(笑)。

 

──先程、「放送開始直後は今でも少し緊張する」とおっしゃっていましたが、勝手ながらあまり緊張するタイプではないと思っていたのでちょっと意外でした。

 

内田 そうなんです。緊張していても、「そうは見えない」と言われることが多いんです(笑)。

 

──それでもデビュー当時の放送は他人から見ても緊張しているのが分かるほどだったんですね。

 

内田 ですね。だって、明らかに声が高いんですもん(笑)。大きな声を出さなきゃっていう気持ちが先に出ると、どうしても声が高くなってしまうんです。でも、そんな調子で3時間の放送をしていたら喉がすぐにだめになっちゃいますから。それで、“いつまでもこれじゃいけない”と思い、なんとか心に余裕が持てるように工夫していったんです。

──目標にされているキャスターさんはいらっしゃるのでしょうか?

 

内田 山岸愛梨キャスターです。いろんな意味ですごいなと毎日感じています。

 

──過去にこの質問を駒木結衣キャスターと大島璃音キャスターにしたところ、お2人とも山岸キャスターのお名前を挙げていらっしゃいました。

 

内田 やっぱり! だって、誰もがそう答えると思います。本当にすべてがすごすぎますから。ちなみに、お2人はどんなコメントをされていたんですか?(と、過去の記事を黙読) うん、まさしく、この通りです! でも、せっかくなので2人とは異なるあいりんさんの素晴らしさをお伝えするなら、誰よりもキャスターの仕事を楽しんでいるところです。お天気をお伝えする時も、少し脱線して雑談トークをする時も、心から楽しんでいるのが伝わってくる。それはきっと、いろんな準備をしているからこそできるんだと思います。それに多才ですし、トークも面白いし、発声もきれいなので情報が真っすぐに頭に入ってくる。すべてにおいて、キャスターみんなのお手本だと思います。

 

──なるほど。では、そうしたなかで内田さんがご自身の強みを例えるなら、全キャスターの中で自分は何担当だと思いますか?

 

内田 そうですねぇ……“オープニングトーク担当”とかどうでしょう。こういう答えでも大丈夫ですか?(笑)

 

──もちろんです!

 

内田 デビューした頃から自分なりに頑張って力を入れているのがオープニングトークなんです。やはりつかみというのは大事だと思うんですね。番組を見始めた方がオープニングトークで面白いなと感じれば、そのまま見続けてくださると思いますし。もちろん、みんながみんな最後まで見られるわけではないと思うのですが、番組に関心を持っていただくきっかけを作るという意味でも力を入れていますね。キャスターになってからは、“皆さんはどんなことに興味があるのかな?”と、ネタを考えながら日々生きています(笑)。

 

──(笑)。また、番組を拝見しているとキャスター同士の仲の良さをいつも感じますが、最近になって気づいた先輩キャスターの意外な一面などはありますか?

 

内田 仕事場でのお話ではないのですが、(駒木)結衣ちゃんと一緒にご飯を食べにいった時、「お酒飲む?」と聞かれたことがあったんです。どうやら最近になって、結衣ちゃんがワインを飲み始めたようで。お酒はあまり飲まないイメージがあったので、ちょっと意外に感じたということはありました。結衣ちゃんはどちらかというと、よく食べる印象ですから(笑)。

 

──以前のインタビューでも、ご自身のことを「食いしん坊だ」とおっしゃっていました(笑)。では、一方で、この一年で後輩も増えましたが、そのことで内田さんの中で心境の変化などはありましたか?

 

内田 後輩の3人は“新人”という分け方になるんでしょうけど、すでに全く新人感がなく、みんな頼りになる存在ですね。ただ、やはりまだ天気のいろんな現象を見て驚いたり、新鮮なリアクションを取ったりする様子もあって。そうした姿を見ていると、私自身、初心を思い出すことがあります。私も最初の頃は気象予報士さんの解説を聞いても、100%は理解できていなかったところがあったんです。研修の時などは、「気圧の谷」と言われても、“一体どこに谷が!?”と思ったりもして(笑)。でも、毎日のように繰り返し気象予報士さんとブリーフィングをし、番組内で解説を聞くことで、実際の天候と照らし合わせながら理解できることが増えていきました。そうした部分では、後輩の姿を見ながら、自分も少しは成長しているんだなと感じることがありますね。

立場上、自分から雑談トークができない気象予報士さんに変わって、私がツッコんだ質問を(笑)

──キャスターさん同士のクロストークをいつも楽しく拝見していますが、内田さんの中で印象に残っているトークはありますか?

 

内田 毎回楽しいことがあるんですけど、今でも忘れられないのは檜山沙耶キャスターが、「私たちが子どもの頃」というのを間違えて、「私たちが人間の頃」と言ったことがあったんです(笑)。最初は気づかなかったんですが、「えっ、人間の頃!?」と思わずツッコんでしまって(笑)。その時は2人で大爆笑しましたね。さやさんは3時間の生放送を終える直前だったので、きっと疲れていたというのもあったんだと思います。クロストークってそれまで番組を担当していたキャスターにとってはホッとする瞬間でもあるので、つい言い間違いをしてしまう気持ちはすごくよく分かります。

 

──皆さん、クロストークの時はいつもリラックスされていますもんね。そういえば、川畑玲キャスターからはよく「内田先輩」と呼ばれていますが、あれはどうしてなんでしょう?

 

内田 謎ですよね(笑)。本当にどうしてなんでしょう。川畑さんはこれまでずっと気象予報センターの解説員をされていたのですが、今年になり、キャスターとしても登場されるようになったんです。その最初のクロストークでいきなり「内田先輩」と言われた記憶があります。今さら「やめましょうよ」というのもなんだか手遅れな感じがして、ここはもう開き直って先輩キャラでいこうかなと(笑)。もちろん、番組のなかだけの話であって、それ以外では「先輩」とは呼ばれていないですよ。私にとって会社では大先輩にあたる方ですし、あくまでキャスター歴では私のほうが長いからというネタですから。……まぁ、でもそうですね……心当たりがあるとすれば、普段からちょっと怖がられているというのもあるかもしれませんね(苦笑)。

 

──怖がられているんですか?(笑) ただ、内田さんの魅力の一つに、そうした先輩の川畑キャスターに限らず、気象予報センターの解説員の皆さんたちにも物怖じせずプライベートに寄った質問などをどんどんとぶつけていくところがあるように思います。

 

内田 よく動画でも切り抜かれていますもんね(苦笑)。でもあれは、気象予報士の皆さんを困らせようと思ってやっているのではなく、純粋に私が興味のある質問をしているだけなんです。というのも、皆さんはお話が面白い方ばかりで、ブリーフィングの時もいつもこちらが驚くようなエピソードを話されるんですね。でも、皆さんは立場上、番組内でなかなか自分たちのほうからお天気以外のトークをすることができないので、それで私のほうから話題を振るということがあるんです。

──なるほど。とはいえ、内田さんの切れ味鋭いツッコミは、いまや名物にもなっていますよね。

 

内田 ありがとうございます。……で、いいのかなぁ(笑)。

 

──しかも、今年の8月中旬からはスタジオが新しくなり、解説員の皆さんとのトークもこれまでの中継から対面式に戻ったことで、より会話が弾んでいる印象があります。

 

内田 そうなんです。それに対面だから、直接目が合うんですよね〜………ふふふふふ。

 

──その笑い、ちょっと怖いです(笑)。

 

内田 先日、気象予報士の山口(剛央)さんにも番組中に、「……怖いです」と言われました(笑)。私はいつも質問を楽しんでいるだけなんですけど、たまに悪い顔になっているみたいです(笑)。そういえば、以前も8月19日が『俳句の日』ということで一句作ってくださいとお願いしたら、「これはハイハラ(俳句ハラスメント)だ」と言われて。そう言いながらも、考えてくださるのが山口さんの素敵なところです。

 

──内田さんと山口さんといえば、野球トークを楽しみにされている視聴者も多いと思います。(内田さんは福岡ソフトバンクホークス、山口さんは阪神タイガースの大ファン)

 

内田 試合の翌日は、お互いが応援しているチームが勝った負けたでマウントの取り合いをしていますからね(笑)。

 

──もしかすると両チームが日本シリーズで戦うことがあるかもしれませんね。

 

内田 可能性はありますよね。そうなったら楽しいですね。でも交流戦で戦った時は、山口さんと番組内で会えない日が続いたんです。なので、日本シリーズで戦うことがあっても、あえてシフトがかぶらないようになるんじゃないかなと思っています。「アイツらを一緒にしちゃだめだ」「ちゃんと仕事をさせろ」って(笑)。

──(笑)。また、番組内ではトークだけでなくいろんなコーナーが用意されていますが、特に好きなコーナーはありますか?

 

内田 コーナーとは少し違うのですが、全国から送られてくる皆さんからの写真を紹介する「ウェザーリポート」が大好きです。パソコンの画面上の日本地図に何十枚もの写真が貼り付けられていて、キャスターが自分の好みで写真を選ぶことができるんです。毎回、いろんなところから届けてくださいますし、そこから得られる全国各地の情報や発見などもあるので、本当に楽しくって。写真を見ているだけで旅をしている気分にもなるんですよね。それに、季節が変われば景色も違ってくるので、そこで四季の美しさをあらためて実感したりもしています。ただ、それだけに、夢中になりすぎて時間を押してしまうことがあるので気をつけています。急に早口になったなと思ったら、“あ〜、また「ウェザーリポート」で時間オーバーしちゃっているんだな”と思ってください(笑)。

 

──注目します(笑)。新スタジオになって内田さんがやってみたい企画はありますか?

 

内田 スタジオが広くなったので借り物競走をしたいです(笑)。もちろん、お天気に関することで。例えば、《天気図》とかなら気象予報センターにどれだけでもありそうですが、《双眼鏡》とかだと争奪戦になるでしょうね。

 

──双眼鏡は空を見るためにあるんですか?

 

内田 そうです。ものすごく大きくて。ときどき持たせてもらうんですが、すぐに腕がプルプルします。気象予報士の方たちは雲の上がどんな状況なのかを観察したり、雲底がどうなっているのかを確認したりするために使っているみたいですね。たまに虹が出ていると、みんな嬉しそうに集まって子どもみたいにワイワイ言いながら順番に見ていたり。ホント、いい職場だなって思います。

 

──素敵ですね。では、キャスターのお仕事以外でトライしてみたいことはありますか? 今年は野球好きが講じて、プロ野球中継の副音声にゲストとして出演されていましたね。

 

内田 趣味の延長線上で言えば、またプロ野球に関わるお仕事や、もう一つの趣味であるお相撲に関連したことができたら嬉しいですね。特にやってみたいのが始球式。できればソフトバンクホークスの試合で投げたいです! ただ、今回のこの連載の写真を見ていただくと分かるようにボールの投げ方があまりにもぎこちないので、まずは練習が必要だと思います(笑)。

──夢が叶うことを期待しています! 最後に、キャスターとしての今後の目標を教えていただけますか?

 

内田 いつでも元気に出演する。これに尽きます。お天気に関する知識を学ぶことももちろん大切ですが、それよりもまずは自分の体調管理が大事。「ウェザーニュースLiVE」は時間割がきっちり決まっているので、その点ではすごくやりやすいのですが、担当する時間が日々変わりますので、季節の変わり目などは体調を崩しやすいんです。丈夫な体に産んでくれた両親に感謝しつつ、これからも自分に与えられた仕事をしっかりとこなしていけるように、健康には気をつけていきたいですね。……と言いつつ、体力づくりのためになるようなことは何もしていないんですけどね(笑)。とりあえず、始球式の練習も兼ねてグローブとボールを買って、体を動かすところから始めよう思います。

 

──(笑)。また、次回ご登場いただくのは高山奈々キャスターです。内田さんから高山キャスターのご紹介をお願いいたします!

 

内田 笑顔がとっても素敵な先輩です。ななさんは朝の時間帯の番組を担当していることも多く、顔を合わせる機会が多々あります。会うと優しく話しかけてくれますし、朝早くてもいつも明るく笑顔で番組に取り組むことができるななさんを尊敬しています。「今日は眠すぎて笑えないかもしれない……」と思う日にも、ななさんのことを思い出して頑張っています(笑)。

 

《内田キャスターに16の質問!》

Q01.ご自身ではどんな性格だと思いますか?

内田 素直だと言ってもらうことが多いんですが……実際はどうなんでしょう(笑)。ただ、たしかにウラオモテを使い分けるのは苦手ですね。

 

Q02.では、そんな自分の性格を天気で例えると?

内田 夏空かな。結構、天真爛漫だと思うんです。「晴れ」を笑顔に例えるといつも快晴ですが、たまに夕立のように泣くこともありますから。その意味で、夏の空が一番近いかも。

 

Q03.“パブリックイメージとはここが違う”というところはありますか?

内田 ないです。でも、キャスターになったばかりの頃はありました。黙っていると実年齢よりも上に見られたり、クールな性格だと思われたり。だからか、最初は「ママっぽい」と言われていたんです。自分では“ぜんぜん違うのになぁ”と思っていて。ただ、それもすぐに覆りましたね。毎日のように3時間の生放送をしていたらどんどんと素が出てきて、いまでは「中身は6歳児」と言われています(笑)。

 

Q04.感情は表に出やすいほうですか?

内田 間違いないですね(笑)。番組をご覧になっている方はよく分わかっていると思います。私自身は、いつも変わらない笑顔を届けているつもりなんですが、ホークスが負けた翌日はどんよりしているらしく(笑)。視聴者さんからも「ちょっと沈んでる?」という書き込みをよくいただきます。

Q05.一日のうちで一番好きな天気や時間は?

内田 晴れた日に見る朝日! “これから一日が始まるぞ!”という気持ちになって、テンションも上がります。夕方だと、“あ〜、今日も何もせず、寝てるだけで一日が終わってしまった……”と後悔することが多いので(笑)。それと、お洗濯をするのが大好きなので、その意味でも朝の時間は好きですね。

 

Q06.早起きのコツを教えてください。

内田 好きな食べ物を買って、机の上に置いておく。本当は前日の夜に食べてしまいたいんです。ドーナツとかだといい匂いもしますし。でも、そこをグッと我慢する。翌朝になって目覚ましのアラームが鳴った時、“起きたくないなぁ”と思っても、美味しい匂いが鼻孔をくすぐるので、起きるモチベーションになるんです。ポイントは少し離れた机に置いておくことで。もし枕元にドーナツを置いていたら、ただの二度寝のための養分にしかなりませんから注意してください(笑)。

 

Q07.毎朝のルーティンはありますか?

内田 視力がすごく弱いので、まずは洗面台に行ってコンタクトレンズをつける。仕事がある日は、いつもギリギリで生きているので(笑)、あとは急いで家を出るだけですね。あ、でも夏場以外だとおにぎりを作ることもあります。朝早い時間は会社があるビルのお店がどこも開いていないので、自分で朝食を用意していくんです。夏場が傷むのが早いので控えていますけどね。

 

Q08.一人っ子とのことですが、もし姉妹になるならどのキャスターが理想ですか?

内田 以前、クロストークでさやさん(檜山沙耶キャスター)と姉妹の話をしたことがあったんです。さやさんも一人っ子で「妹が欲しい」と話していて、私はお姉さんが欲しかったので、お互いの需要と供給が一致しているのはさやさんですね(笑)。面倒見もよさそうですし。とはいっても、キャスターはみんな優しい人ばかりなので、誰と姉妹になっても楽しいだろうなって思います。

Q09.「○○の秋」と言えば何を思い浮かべますか?

内田 短い秋! 秋のちょうどいい気候が大好きなので、一日でも長く続いてほしいという気持ちも込めて。でも最近思ったのですが、やはり暑い夏があるからこそ、秋になってホッとできるんですよね。もしずっと秋なら、あの気候のありがたさに慣れてしまうような気がします。……あとは、もちろん「日本シリーズの秋」というのもありますよねぇ(笑)。

 

Q10.学生時代の部活の思い出は?

内田 吹奏楽部でトランペットを吹いていたのですが、吹奏楽を選んだのは運動ができなかったということと、ピアノをずっと習っていて楽譜が読めたからという理由だったんです。実際は幽霊部員でしたけどね(笑)。同じトランペットのパートに大好きな女性の先輩がいて、その方が部活を引退すると同時に私も行かなくなりました。でも、練習に参加していないわりにはなかなか上手だった気がします(笑)。

 

Q11.大好きだと公言している牛にまつわる最新エピソードを教えてください。

内田 牛の最新エピソード!?(笑) そうですね……あ、プロ野球の副音声解説にゲストで出させてもらった時、まさかそこで牛好きの話をするとは思いませんでした(笑)。きっと視聴者さんが番組あてにSNSでコメントをくださったからだと思うのですが、ご一緒してた解説の池田親興さんに「牛が好きなの?」と聞かれて。皆さんのおかげで不思議な爪痕を残せました(笑)。

 

Q12.地元・福岡のおすすめスポットやグルメを教えてください。

内田 野球シーズンであれば福岡PayPayドーム。以上です。……ごめんなさい、実はあまり最新の観光スポットやグルメなどを知らなくて。ただ、最近は鶏を使った「とりまぶし」というのが人気らしいです。そして、シメはやはり屋台。これが王道ですね。

Q13.好きな野球の試合展開(またはシチュエーション)は?

内田 やっぱりホームランが出ると嬉しいですね。球場全体が盛り上がって、一体感も生まれますから。昔からテレビで観るのも好きだったのですが、よく球場にも行って観戦していたんです。見始めた頃はあまりルールが分かっていなかったんですが、それでもホームランが出て、みんなが歓声を上げているあの雰囲気が好きでした。なので、今でも観に行く時はたいてい外野の応援席です。

 

Q14.現在、大相撲秋場所の真っ最中ですが、内田流の相撲の楽しみ方は?

内田 最近趣味になったばかりなので、語れるほど詳しくないのですが、土俵上での熱い取り組みはもちろん、勝負がついた後に、対戦相手の力士が土俵から落ちないように手を差し伸べたりするところも好きです。ふとした瞬間にスポーツマンシップが垣間見えるのが、見ていて気持ちいいんです。それに柔道やボクシングなどとは違い、階級がないところも好きで。100kgくらいしかない小柄な力士が200kg近い相手に立ち向かう姿に惹かれます。“どうやって戦うんだろう?”“頑張れば、私にもできるかな?”って(笑)。ちなみに、ずっと応援しているのは玉鷲関。体のぶつかり合いなので、お相撲さんってケガをされる方が多いのですが、玉鷲関は一度も休場したことがなくって。私も休場しないキャスターになりたいですね(笑)。目指せ、玉鷲関!

 

Q15. GetNavi webということで、ご自身を家電に例えてください。

内田 ゲーム機。人を楽しませるのが好きだし、みんなが笑ってくれることが私にとっての幸せなので。あと、意外と負けず嫌いなところも(笑)。

 

Q16.では、最近購入したガジェットがあればご紹介いただけますか?

内田 ずっと長いことiPhoneを変えていなくて、最近まで7plusだったんです。それを新しい機種に変えたら感動しました。“こんなにも進んでいるの?”って(笑)。それと、この夏はあまりにも暑くて外出するのもためらわれたので、家の中でいかに楽しむかを考えてNintendo Switchを始めました。ずっと「マリオカート」をしていましたね(笑)。それと、今さらながら「あつ森」(「あつまれ どうぶつの森」)もやってみようかな、と(笑)。昔は一通りのゲーム機を持っていましたし、結構遊んでいるほうだったんです。でも、久々に始めたら、遠く離れている人と通信機能で一緒に遊べることを知って。この進化にも驚きました。

 

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<応募方法>

下記、応募フォームよりご応募ください。
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※応募の締め切りは10月14日(金)正午まで。
※当選は発送をもってかえさせていただきます
※本フォームで記載いただいた個人情報は、本プレゼント以外の目的での使用はいたしません。また、プレゼント発送完了後に情報は破棄させていただきます。

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撮影/中村 功 取材・文/倉田モトキ