ついにスタバも参戦! 米ファストフードの「激安競争」がヒートアップ

ink_pen 2024/6/28
  • X
  • Facebook
  • LINE
ついにスタバも参戦! 米ファストフードの「激安競争」がヒートアップ
佐藤まきこ
さとうまきこ
佐藤まきこ

大学時代に細胞培養の研究を専攻した後、メディア・広告の世界へ。雑誌編集者や広告のプランナー、コピーライターとして長年経験を積み、フリーランスのプランナー、エディターとして活動中。ハワイ、オアフ島在住。Instagram: @hawaii_milestone

インフレの影響で、もはや「ファストフードが気軽に食べられる食事」ではなくなってきている米国。世界的な人気コーヒーチェーンのスターバックスも、コーヒー1杯であっという間に10ドル(約1600円※)近くになってしまいます。そんななか、そのスターバックスが米国で破格の朝食コンボをスタートすることを発表しました。

※1ドル=約160.9円で換算(2024年6月28日現在)

↑米スタバが始めた破格の朝食メニュー(画像提供/Good Morning America/YouTube)

 

朝食コンボは、トールサイズのホットまたはアイスコーヒー(紅茶でも可)1杯に、クロワッサンを組み合わせたもの。これでたったの5ドル(約800円)なので破格です。クロワッサンではなく、ソーセージやチェダーチーズ入りの卵のサンドイッチの場合は6ドル(約960円)、ダブルスモークベーコンサンドイッチなら7ドル(約1100円)になります。

 

今日の米国のスターバックスで、5ドル~7ドルでドリンクと軽食を食べられるのは、かなりお得感があります。それに加え、もともと10年以上前にあった朝食コンボが復活したとあって大きな話題に。

 

現在、同国のファストフード業界では、このようなバリューメニューがトレンドになっています。物価高と人件費高騰のあおりを受けて値上がりが続き、顧客離れが進んでいるファストフード業界では、お得なメニューを用意して、顧客の呼び込みに必死のようです。

 

【関連記事】

米ファストフード「激安」バトル! ウェンディーズが3ドル朝食を発売物価高と人件費の高騰のため、もはや高級食だなんて揶揄される米国のファストフード。そんな中、現在の同国ではあり得ないほどの激安メニューが生まれてきています。

 

スターバックスも5月の売上が過去3年間で初めて落ちたことから、危機感を抱いてこの朝食コンボを始めたのかもしれません。

 

【主な参考記事】

USA Today. Starbucks introduces value meals with new ‘Pairings Menu’. June 13 2024

Daily Mail. Starbucks finally tackles high prices – but it won’t fix an even bigger bugbear for customers’. June 22 2024

Related Articles

関連記事

もっと知りたい!に応える記事
Special Tie-up

注目記事

作り手のモノ語りをGetNavi流で