4月7日に公開となった映画「 GHOST IN THE SHELL ゴースト・イン・ザ・シェル」の劇中で、ビートたけしさん扮する荒巻が非常にユニークな腕時計を身に着けています。この時計は、ARTYA(アーティア)というスイスの独立系時計ブランドの「ロシアンルーレット」というモデルです。
サイバーパンクな世界観にマッチした一本
「 GHOST IN THE SHELL ゴースト・イン・ザ・シェル」は、士郎正宗原作のSF漫画「攻殻機動隊」をハリウッドが実写化した話題の映画作品。
ビートたけしさんは、スカーレット・ヨハンソン演じる主人公 少佐の上司として、公安9課の創設者 荒巻大輔を演じています。そのたけしさん扮する荒巻が左手に着けている時計が、アーティアのロシアンルーレットです。
文字盤には本物のマグナム弾カートリッジ
この時計は、リボルバーのバレルを模した文字盤に、6つの穴と本物の.357マグナム弾カートリッジが1発。腕の動きに応じて文字盤がクルクルと回転するギミックは、サイバーパンクな近未来を描く同作の世界観にピッタリです。
着用モデルのほかにもバリエーションが多くあり、いずれも直径は44mmのステンレススチールケースに、スイス製の手巻きムーブメントを搭載。各モデル世界限定99本で、価格は119万4480円〜となります。
時計界の鬼才が立ち上げたブランド、アーティア
ちなみにアーティアとは、名だたるブランドで活躍してきたスイス時計業界の鬼才イヴァン・アルパが、自身の創造力をいかんなく発揮すべく立ち上げたブランド。
公式サイトのコレクションページを見てもわかる通り、非常にとがったデザインの時計を得意としています。
この個性的なデザインにはファンも多く、アーノルド・シュワルツェネッガー、スティーブン・セガール、KISS、アリス・クーパー、ZZ-TOP、フィル・コリンズ、マイク・タイソンなども愛用しているとのこと。
日本に上陸して数年経ちますが、誰もが買える値段ではないこともあり、まだまだ日本での知名度は「知る人ぞ知る」というところ。ただ、この話題作によって人気が出そうです。