いま、オトコの財布市場で、空前のミニ財布ブームが起きているのをご存知でしょうか。この特集では、人気の背景に迫りつつ、代表的なタイプごとに4つの記事に分け、それぞれの特徴とおすすめ最新モデルを紹介していきます。まだ長財布を使っている人、ご注目を!! 今回は使いやすさ抜群の「3つ折りの財布」を紹介します。
小さいうえに収納力や使いやすさにも妥協要らず!
紙幣を3つに折る3つ折りタイプは、財布の大幅なダウンサイジングを実現しながら、日常生活に必要な量の紙幣・コイン・カードを全部収納できるのが魅力。長財布を使っていた人でも極端に中身を断捨離する必要はなく、気楽に乗り換えを実施することが可能です。
また、ミニ財布は全体的にコインの出し入れに手間取りがちなものが多いのですが、3つ折りタイプはデザインの自由度が高いため、コイン室が外側に付いているものやボックス型のものもあり、コインをサクッと探し出せるのがうれしいです。ほかのタイプより厚みはあるが、中が見やすいのでコインが溜まらず、入れすぎてパンパンに膨らむ心配も少ないです。
デメリットとしては、構造上、厚みのあるものが多く、財布を洋服のポケットに入れて持ち歩きたい手ぶら派はチョイスに注意が必要です。
【その1】発色が美しく傷に強い高級ゴートレザーを使用
L’arcobaleno(ラルコバレーノ)
三つ折りミニウォレット
2万8080円(エンメ)
フランスの高級老舗タンナー、アルラン社の型押しゴートレザーを使用したモデル。発色が美しいうえ、ゴートレザーは繊維が細かいため耐久性に優れており、表面に傷がつきにくいのも魅力です。●サイズ:W95×H75×D20㎜
【その2】コインを一望しやすいハンモック構造を採用
Cartolare(カルトラーレ)
ハンモックウォレット コンパクト
1万7280円(カルトラーレ)
その名の通り、コイン室がハンモックのように浮き上がる他に類を見ない独創的な構造を採用。また、制作は東京の熟練した革職人によってすべて手作業で行われており、品質の高さも折り紙付きです。●サイズ:W93×H69×D26㎜
【その3】使い込むほどに艶を増す美しい経年変化が魅力的
BECKER(ベッカー)
トスカーナレザー極小財布
1万4040円(リュクス)
ベーシックなデザインに職人の緻密な技術を詰め込んだ、人気国産ブランドの代表モデル。素材はイタリア産のトスカーナ植物なめし革を採用し、使い込むほどに艶や深みが出て経年変化が楽しめます。●サイズ:W72×H95×D25㎜
【その4】「ミネルバリスシオ」とヌメ革の贅沢仕様!
m+(エムピウ)
ストラッチョ スペリオーレ
1万2960円(エムピウ)
1枚革で外装をぐるりと覆ったデザインが目を引くストラッチョの最上位モデル。素材は伊バダラッシカルロ社のスムースレザー「ミネルバリスシオ」を使用。カードは5枚収納で十分な容量です。●サイズ:W102×H65×D25㎜
※サイズは編集部調べ
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文/井上泰佑 撮影/村本祥一(BYTHEWAY) スタイリング/佐々木 誠