G-SHOCKの“タフネス”というコンセプトは、米国はもちろん中国、インド、ロシア、南米にも浸透しています。97年に約600万本の販売を記録後、ブームが一巡して200万本まで低迷した時期もありましたが、その後の復活劇は見事。ミュージシャンも参加するイベント「ショック・ザ・ワールド」を世界で開催するなど、地道なプロモーションも実を結びました。生誕30周年となった2014年に650万本の過去最高記録を達成。2015年3月期には730万本に達しました。東南アジアでの伸びが顕著で、タイやフィリピンではカラバリの多さで人気を集めています。ここではそんなG-SHOCKのイチオシモデルを紹介します。
2015年のイチオシはコレ!
カシオ
G-SHOCK GPW-1000T
15万1200円
標準電波受信とGPSのハイブリッド時刻取得システムを搭載した現行GPW-1000がベース。軽量で錆びにくいチタンを採用し、約10%の軽量化を実現しました。特に傷つきやすいベゼルには、強硬度の「64チタン合金」を採用。
世界が驚いた金SHOCK!
カシオ
G-SHOCK DW-5000 Ide Special
非売品
「G-SHOCKの生みの親」こと伊部菊雄氏が、“メタルの究極”に挑んだコンセプトモデル。外装だけでなくミドルケースやブレスも金無垢のため、本機のために新しい耐衝撃構造が開発されました。商品化を望む声多数!
欧州でも評価されたスマート連携のパイオニア
最後に欧州で絶好調なエディフィスを紹介。洗練デザインと機能性、操作性、コスパといったバランスが評価され、世界中で勢いに乗っています。
カシオ
EDIFICE EQB-500
4万3200円
フルメタルアナログ時計にして、Bluetooth SMARTに対応。スマホと連携し、ワンプッシュでの自動時刻修正や300都市以上のワールドタイム設定を実現。立体デザインやソーラー充電による利便性も特筆もの。
↑アプリを起動させ8時位置のボタンを押すと、スマホの時刻と同期してホームタイムを自動修正。海外渡航時の時刻修正も簡単です
メーカーさんに聞きました!
EDIFICE EQB-500が世界で売れたワケ
EDIFICE EQB-500は非常にカッコイイのですが、世界中でヒットしている理由はそれだけではないハズ。カシオ計算機広報・村田さんにその理由を聞いてみました。
「立体的デザインや差し色の黄緑など、時計として妥協のない見た目が高い評価を得ています。さらに、スマホ連携機能も付いていると知ると、外国の方はお得だと感じるようです。しかも充電不要なのもポイントです」
ちなみにEDIFICE EQB-500にはブラックモデルもあります。
カシオ
EDIFICE EQB-500 ブラックモデル
5万40000円
ブラックIP加工を施した漆黒ボディに、デュアルタイムの時針など赤の差し色が絶妙。5万40000円。