アメリカで1922年に誕生したウェアブランド「PAYDAY(ペイデイ)」。 1930年代までは非常にタフな作りのワークウェアを手掛け、その後は大手デパートメントのチェーンストアブランドのひとつとして、トリプルステッチでラグランスリーブという特徴を持ったカバーオールなどを中心に展開。
創業当時からワークウェアの機能性をとことん追求し、どのアイテムも余計なディティールは一切削ぎ落とされ、シンプルで機能的なデザインになっています。今回は第二次世界大戦時に製造された、ペイデイのカバーオールを忠実に再現した復刻モデルを紹介します!
【ペイデイ「WWII TYPE COVER ALL IV」の写真を先見せ(画像をタップすると閲覧できます)】
ヴィンテージマニア垂涎のディテールを網羅!
本作は、戦時中の物資統制が行われていた時代に簡素化して造られていた、40’s大戦モデル。黒ラッカーの月桂樹ボタンやシンプルなダブルステッチが特徴です。ディテール使いから当時使われていたボタンホールやフラッシャー、ユニオンチケット等の付属、ステッチワークまで忠実に再現しています!
【POINT1】月桂樹ボタン
フロントボタンは物資統制が行われていたゆえに、中央部分の金属を省いたドーナツ型のボタンを使用。
【POINT2】ダブルステッチのボタンホール
ボタンホールはチェーンステッチによって補強され、タフな作りに。
【POINT3】忠実に再現されたユニオンチケット
1920年代から70年代に、アメリカの労働組合に加盟していた企業のアイテムで見られたユニオンチケットも忠実に再現。
【POINT4】紙製パッチ
パッチも当時を忠実に再現するため、紙製を採用。
【POINT5】日本製にこだわったボディ生地
ボディ生地は日本製セルビッジデニム生地が採用されていて、当時のデニムならではの表面のザラついた質感を再現。さらに着込むことで縦落ちも期待できます。
当時の時代背景を感じさせる一着となっていますね。ここ最近は再びデニムの人気も回復しつつありますが、そのトップスとして注目を集めるのが、ファーストタイプやセカンドタイプ、サードサイプといったデニムジャケット。ストリートで一歩先を行くのなら、カバーオールがオススメです。しかも貴重なヴィンテージモデルを忠実に再現したアイテムならなおさら。使い込むほどに現れる経年変化も楽しめるので、じっくりと“育てて”見て下さい!
ペイデイ
WWII TYPE COVER ALL IV
3万800円(税込)
撮影/中田 悟