サムスン三つ折りスマホは次世代バッテリー搭載?従来より高密度・高耐久か

ink_pen 2025/5/14
  • X
  • Facebook
  • LINE
サムスン三つ折りスマホは次世代バッテリー搭載?従来より高密度・高耐久か
多根 清史
たねきよし
多根 清史

IT / ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。

サムスンが2025年内に発売を予定している三つ折りスマートフォン「Galaxy G Fold」には、従来のリチウムイオンバッテリーに代わって、次世代のシリコンカーボンバッテリーが搭載される可能性があると報じられています。

↑Robert/Adobe Stockより。画像はファーウェイの三つ折りスマホ「Mate XT」ですが、「Galaxy G Fold」の仕様はどうなるでしょうか。

 

この情報を明かしたのは、未発表のGalaxy製品に詳しいリーカーのPandaFlash氏です。同氏はX(旧Twitter)上で「サムスンの三つ折りプロトタイプは、シリコンカーボンバッテリーを内蔵している!」と発言。Galaxy G Foldに関する情報を繰り返し投稿している人物でもあります。

 

シリコンカーボンバッテリーとは、従来のリチウムイオン電池の負極材料に使われていたグラファイト(黒鉛)を、よりエネルギー密度の高いシリコンに置き換えたものです。これにより、バッテリーサイズを大きくせずに、より多くの電力を蓄えることが可能になります。

 

すでに中国メーカーのOnePlus 13やHonor Magic7 Proといったスマートフォンに採用されており、スマホの厚みを抑えつつ、大容量化を実現する技術として注目されています。

 

Galaxy G Foldにこの新技術を採用する理由として、以下の点が考えられます。

 

  • バッテリー容量が5000mAh未満との報告がある中、シリコンカーボン技術によって、小型でも十分なバッテリー持続時間が確保できる可能性がある。

  • 三つ折りスマホは大型ディスプレイを搭載し、消費電力が大きいため、より効率的で高密度な電源が求められる。

  • シリコンカーボン電池は耐久性にも優れ、大電力を扱う機器に適している。

 

さらに、このバッテリー技術は来年登場が予想されているフラッグシップモデル「Galaxy S26」シリーズにも搭載される可能性があると噂されています。もしも実現すれば、バッテリー容量を増やすか、もしくは本体をさらに薄型化することも期待できそうです。

 

Source: PandaFlash(X)

via: PhoneArena

Related Articles

関連記事

もっと知りたい!に応える記事
Special Tie-up

注目記事

作り手のモノ語りをGetNavi流で