次期「Galaxy Z Flip7」、Exynos 2500搭載の可能性が高まり米が慌てふためく

ink_pen 2025/6/4
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次期「Galaxy Z Flip7」、Exynos 2500搭載の可能性が高まり米が慌てふためく
多根 清史
たねきよし
多根 清史

IT / ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。

サムスンの次期縦折りスマートフォン「Galaxy Z Flip7」は、地域によって同社の「Exynos 2500」を採用しつつ、米国向けモデルにはクアルコム製のSnapdragonチップが搭載される可能性があると言われていました。

↑Exynos 2500の新たな証拠をつかんだ米メディアは「Oops(おっと)」とうろたえた(画像提供/Evgeny Opanasenko/Unsplash)

 

しかし、米国を含む全ての市場でExynos 2500チップが搭載されることがファームウェアから判明したようです。

 

サムスンの未発表製品に詳しいSammobileは、米国版ファームウェアに「Exynos 2500」が記載されていたと報道。これまでGalaxyフラッグシップは米国や中国などの主要市場ではSnapdragonチップを、欧州やアジア向けモデルにはExynosチップを使ってきました。しかし、次期Galaxy Z Flip7では全モデル共通でExynosチップとなるようです。

 

先日、米国向けモデルでもExynosチップの搭載を裏付けるベンチマーク結果が登場していました。しかし、その後に韓国経済新聞が米国向けにはSnapdragon 8 Eliteを搭載すると報道。情報が錯綜していましたが、Exynos採用の可能性が高まりました。

 

Snapdragon 8 Eliteは高性能ですが、薄型の折りたたみ端末では発熱対策が難しいため、採用が見送られるのかもしれません。超薄型のGalaxy S25 Edgeでもバッテリー温度上昇や持続時間の短さが課題だと指摘されています

 

とはいえ、Exynos 2500は実機に搭載された例がなく、処理能力や発熱、省電力性については不明。その性能は、Galaxy Z Flip7が発売された後、実機でのレビューを待つことになりそうです。

 

Source: Sammobile

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