最新OS「Android 16」で「オフにすべき六つの新機能」とは?

ink_pen 2025/6/20
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最新OS「Android 16」で「オフにすべき六つの新機能」とは?
多根 清史
たねきよし
多根 清史

IT / ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。

ついに最新OS「Android 16」が、先週から正式に配信を開始しました。まずはGoogle Pixelシリーズを対象に展開されており、今後は他のメーカーのAndroid端末にも順次配信される見通しです。

↑不要な機能はどれ?(画像提供/Google)

 

Android 16では多くの新機能が追加されましたが、その中には「すぐにオフにしたほうがよい」と指摘されている機能もあります。Android関連の情報サイト「Android Police」のライターは、個人的に即座に無効化した機能として、次の六つを挙げており、他のユーザーにも同様の対応をすすめています。

 

  1. Material You 3の派手なUIアニメーション

    Android 16の新しいデザイン「Material You 3 Expressive」は、鮮やかな色使いとダイナミックなアニメーションが特徴。しかし、これによりスマートフォンの動作が重く感じたり、過剰な動きに不快感を覚えるユーザーもいるようです。この機能は、[設定] > [アクセシビリティ] > [色とモーション] からオフにできます。

  2. AIアシスタント「Gemini Live」の常時起動

    Gemini LiveはGoogleアシスタントの進化版として登場しましたが、マイクが常時作動することからプライバシー面への懸念があり、バッテリーの消費も増える傾向があります。不要な場合はGeminiを無効にし、従来のGoogleアシスタントに戻すことが推奨されています。

  3. アプリの自動アーカイブ

    あまり使用しないアプリを自動的にアンインストールする機能。しかし、いざという時にそのアプリが使えず、不便に感じる可能性があります。この機能は個別のアプリごとにオフに設定できます。

  4. Wi-Fi/Bluetoothスキャンの積極化

    位置情報の精度を高めるため、Wi-FiやBluetoothのスキャンが定期的に実行されます。ただし、これによってバッテリーの消費が増加したり、プライバシーへの影響が懸念されたりします。設定からオフにすることが可能。

  5. 自動輝度調整(Adaptive Brightness)

    画面の明るさを周囲の環境に応じて自動的に調整する機能ですが、暗すぎると感じる場面があり、手動で調整し直す手間に不満を感じるユーザーもいます。

  6. アダプティブ・コネクティビティ(Adaptive Connectivity)

    5Gと4Gを自動で切り替えることで、通信速度とバッテリーの持ちを最適化する機能。しかし、地域によっては通信が不安定になるケースがあり、設定でオフにできます。

 

これらの機能についての感じ方は人それぞれですが、少なくないユーザーが「自分には合わない」と判断して無効化しているのも事実です。

 

Source: Android Police

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