サムスンは、日本時間で7月9日23時に開催される「Galaxy Unpacked」において、4つの新しい折りたたみデバイスを発表する見通しです。

そのうちの1つである3つ折りスマートフォン、通称「Galaxy G Fold」について、詳細なリーク情報が伝えられています。
韓国のニュースサイトThe Bellによると、サムスンは2025年後半に「三つ折りフォン」を非常に限定的に生産・発売する計画であり、9月には韓国・中国市場向けに少量生産を開始すると報じられています。
画面サイズは広げたときに約10インチの大型ディスプレイとなり、折りたたみは2回内側に折るダブルフォールド方式を採用するといいます。これはファーウェイのMate XTのような「内側に1回、外側に1回」の方式とは異なるとのことです。こうした構造は、以前のリーク情報とも一致しています。
さらに、プロセッサーには最新のクアルコム製Snapdragon 8 Eliteが搭載される可能性が高く、約6.5インチのカバー(外側)画面も実装される見込みです。カメラについても、Galaxy Z Fold7のメインカメラ(2億画素と噂される)と同等の高性能になると予想されています。
ただし、バッテリー容量はMate XTの5600mAhよりも小さい可能性が高く、10インチクラスの大画面としてはやや心許ない容量になるようです。サムスンとしてはあえて容量を小さくして、薄型化や発熱対策を優先すると見られています。
今回の三つ折りモデルは、中国メーカーの追い上げを強く意識した技術力アピールの意味合いが大きく、当面は高価格かつ限定生産による「技術デモンストレーション」として展開される見込みです。
価格についてはGalaxy Fold6の約2倍になるという噂もありますが、後継モデルではコストダウンを進め、日本でも手に取りやすい価格で登場することを期待したいところです。
Source:The Bell
via:PhoneArena