サムスンは、モバイルデバイス向けの新型フラッグシップチップ「Exynos 2600」を開発中です。すでに最先端の2nmプロセスで製造することが公式に発表されている一方で、次期「Galaxy S26」シリーズに搭載されると噂されています。

このExynos 2600が、著名なベンチマークアプリ「Geekbench」の記録に再び登場し、クアルコムのハイエンドチップ「Snapdragon 8 Elite」の性能を上回ることが明らかになりました。
これまでに何度かExynos 2600のベンチマークがリークされましたが、開発途中だったためかCPU性能はあまり振るいませんでした。しかし今回新たに確認された結果では、シングルコアCPUスコアが3309点、マルチコアCPUスコアが11256点を記録しています。

これらの数値は、Galaxy S25に搭載されたSnapdragon 8 Elite(シングルコア約2900点、マルチコア約9300点)よりも13%〜17%高速です。さらに、Galaxy Z Flip 7のExynos 2500と比べても32%〜38%高い性能を示しています。
従来のExynosチップはSnapdragonより性能で劣る傾向があり、次期Galaxy S26についても不安視する声がありました。しかし、もしExynos 2600が噂通り採用されるなら、最高峰のAndroidスマートフォンの座を守り続ける可能性が高そうです。
Source: @Jukanlosreve (X)
via: Sammobile