サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S26」シリーズでは、全モデルに同社が独自開発したチップ「Exynos 2600」が搭載される可能性が高いと報じられています。

この情報は著名リーカーの @Jukanlosreve 氏と、韓国メディアの毎日経済新聞(Pulse)が伝えたもので、両者の内容はほぼ一致しています。
それらの情報によると、Exynos 2600の性能はiPhone 17 Proに搭載されたA19 Proと比べて次のように向上しているとされています。
- NPU(機械学習プロセッサー)性能: 6倍以上
- マルチコアCPU性能: 14%向上
- GPU性能: 75%向上
さらに、クアルコムの最新チップ「Snapdragon 8 Elite Gen 5」との比較では以下の結果が示されています。
- NPU性能: 約30%高速
- GPU性能: 最大29%高速
ただし、日本・米国・中国向けモデルにはクアルコム製チップ(Snapdragon 8 Elite Gen 5)が搭載され、韓国・欧州・その他の地域ではExynos 2600が採用される見通しです。
一方、Exynos 2600はサムスンの最新2nm GAAプロセスで製造されるとのこと。さらに、サムスン製スマートフォンに搭載されるSnapdragon 8 Elite Gen 5(Galaxy向け特別版)も、サムスン自身が製造する可能性があると報じられています。
つまり、すべてのGalaxy S26モデルが“サムスン製チップ”を採用するかもしれません。
いずれにしても、現行のGalaxy S25シリーズに搭載されている「Snapdragon 8 Elite」より性能が向上することは確実とみられています。高性能な次世代フラッグシップ機「Galaxy S26」シリーズの続報に期待が高まります。
Source: @Jukanlosreve (X)、Pulse
via: GSMArena