アップルの株価が米国時間10月20日、最高値となる264.38ドル(約4万円※)に到達しました。
※1ドル=約151.7円で換算(2025年10月22日現在)

アップルの株価は、2024年12月26日に260.10ドルに到達していました。アップルは生成AI(人工知能)の分野でGoogleやOpenAIなどに出遅れているにもかかわらず、株価が上がったことに驚いた人もいるかもしれません。
その原因ははっきりと分かりませんが、背景のひとつには中国がありそうです。
アップルのティム・クックCEOは先週中国を訪れ、イベントに参加したり、要人と会談したりしました。中国ではアップルのAI機能「Apple Intelligence」がまだ使えませんが、中国企業のアリババ・クラウドのAIモデル「Qwen」を使用するという報道もあります。
さらに、中国でも薄型モデル「iPhone Air」の予約が開始されました。国際市場ではあまり売れ行きのよくないiPhone Airですが、中国でのiPhone Airの予約は好調との報道もあります。
世界の投資家はアップルの中国戦略に期待しているのかもしれません。
Source: MacRumors, South China Morning Post