需要はゼロ?「iPhone Air」が早くも減産に…

ink_pen 2025/10/29
  • X
  • Facebook
  • LINE
需要はゼロ?「iPhone Air」が早くも減産に…
塚本直樹
つかもとなおき
塚本直樹

IT・宇宙ジャーナリスト/フード系YouTube「侍飯」/NGO団体「ミャンマーキッズプロジェクト」 x.com/@tsukamoto_naoki

アップルは薄型スマートフォン「iPhone Air」の生産を大幅に削減し、「iPhone 17」および「iPhone 17 Pro/Pro Max」に焦点を移しているとNikkei Asiaなどが報じています。

↑もう賞味期限切れ?(画像提供/Unsplash)

報道によれば、iPhone Airは予想を下回る消費者の関心により、生産がほぼ「生産終了レベル」にまで削減されているとのこと。中国では発売後数時間で完売したとの報道があったにもかかわらず、同地域での全体的な反応は芳しくないようです。

投資銀行のキーバンク・キャピタル・マーケッツは、「iPhone Airには事実上需要がなく、折りたたみiPhoneへの乗り換え意欲も限定的である」と指摘。「iPhone 17 ProおよびPro Maxモデルへとシフトしている」と言います。

さらに、iPhoneのAI機能は購入者に有意義な影響を与えるには至っていないそう。

先週にはみずほ証券が、iPhone Airの生産量が100万台も削減される計画だと報じていました。サムスンの薄型スマホ「Galaxy S25 Edge」も販売が不振で、後継機種の発売が中止されたと報じられています。

薄型スマホはそのスタイルのインパクトとは裏腹に、消費者に購入を決断させるには至っていないようです。

Source: Nikkei Asia via MacRumors

Related Articles

関連記事

もっと知りたい!に応える記事
Special Tie-up

注目記事

作り手のモノ語りをGetNavi流で