アップルは薄型スマートフォン「iPhone Air」の生産を大幅に削減し、「iPhone 17」および「iPhone 17 Pro/Pro Max」に焦点を移しているとNikkei Asiaなどが報じています。

報道によれば、iPhone Airは予想を下回る消費者の関心により、生産がほぼ「生産終了レベル」にまで削減されているとのこと。中国では発売後数時間で完売したとの報道があったにもかかわらず、同地域での全体的な反応は芳しくないようです。
投資銀行のキーバンク・キャピタル・マーケッツは、「iPhone Airには事実上需要がなく、折りたたみiPhoneへの乗り換え意欲も限定的である」と指摘。「iPhone 17 ProおよびPro Maxモデルへとシフトしている」と言います。
さらに、iPhoneのAI機能は購入者に有意義な影響を与えるには至っていないそう。
先週にはみずほ証券が、iPhone Airの生産量が100万台も削減される計画だと報じていました。サムスンの薄型スマホ「Galaxy S25 Edge」も販売が不振で、後継機種の発売が中止されたと報じられています。
薄型スマホはそのスタイルのインパクトとは裏腹に、消費者に購入を決断させるには至っていないようです。
Source: Nikkei Asia via MacRumors