Samsung Galaxy S26シリーズは、One UI 8.5を標準搭載して出荷されます。このアップデートでは、指紋設定の項目に新たな「精度を改善(Improve accuracy)」オプションが追加され、指紋認証にまつわる煩わしさが解消される見通しです。

最近のGalaxyスマートフォンの多くには、指紋認証システムが搭載されています。登録した指紋は通常、問題なく動作してスムーズにロックを解除可能。しかし、ときには認識が不安定になる場合があります。
たとえば、登録した指に小さな切り傷や擦り傷ができた場合や、画面保護フィルムを交換した状況などでは、指紋を一度削除して再登録するしかありませんでした。
しかし、One UI 8.5の精度を改善を使えば、再登録する必要はなくなります。この機能はその名の通り、登録済みの指紋データの精度を向上させるためのものです。
大手掲示板・Redditでの報告によると、精度を向上させるには登録済みの指を10回スキャンする必要があるとのこと。これが完了すると、新しい画面保護フィルムを貼る前と同じように、指紋認証が再び高速かつ正確に動作するようになるとみられています。
この機能は、特に銀行アプリやパスワードマネージャーアプリに指紋認証を設定している場合に役立つと考えられます。
こうした重要な認証情報を扱うアプリは、「Android Keystore API」を介して、OS側に登録されている指紋情報と紐付いています。そのため、登録済みの指紋を削除して設定し直すと、これらのアプリにアクセスできなくなる場合があり、その都度アプリ側で生体認証設定をやり直す必要がありました。
しかし、新機能の精度を改善を活用すれば、指紋の反応が悪くなった場合でも、指紋を10回スキャンし直すだけで済みます。
あるRedditユーザーによると、この機能はGalaxy S26 Ultraに実装されているそう。ソフトウェアによるアップグレードのため、One UI 8.5への対応が予定されている他のGalaxy端末にも順次展開されるとみられます。
ただし、One UI 8.5を実行しているGalaxy S25シリーズでは、まだこの項目が見当たらないとの報告が多いため、記事執筆時点では、この機能はS26シリーズ限定の模様です。ともあれ、正式に利用可能になれば、指紋認証にまつわるストレスが大幅に軽減されることになりそうです。
Source: Reddit
Via: PhoneArena