偽陽性ゼロの驚異的な精度! Googleドライブのランサムウェア検知・復元機能が公開

ink_pen 2026/4/5
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偽陽性ゼロの驚異的な精度! Googleドライブのランサムウェア検知・復元機能が公開
多根 清史
たねきよし
多根 清史

IT / ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。

Googleドライブのランサムウェア検知・復元機能が正式に公開されました。2025年9月に開始されたベータ版から大幅な改善が図られています。

ランサムウェアとはマルウェアの一種で、被害者のファイルやシステムを暗号化してロックをかけ、復元の見返りに身代金を要求する悪意あるプログラムのことです。

Googleによれば、正式公開版に搭載された最新のAIモデルは、検知率が以前の14倍にまで向上したとのことです。数千ものユーザー実環境でテストを実施した結果、「偽陽性(異常がないものを誤って陽性と判定するケース)」はゼロだったと報告されています。

この検知精度の向上により、より多くの暗号化タイプを高速で特定できるようになりました。デスクトップ版(Windows/macOS)でファイルの大量暗号化や改ざんを検知した場合は、同期を自動的に一時停止し、ユーザーと組織の管理者の両方へ即座に通知します。

万が一被害に遭った場合でも、新たな復元ツールを使えば、攻撃を受ける前のクリーンな状態(25日以内)にファイルを一括で巻き戻すことが可能です。これにより、手動で対処する場合に比べて、時間やコストを大幅に節約できます。

ただし、全ユーザーがこれらの機能をすべて利用できるわけではありません。ファイル復元機能は広く開放されており、個人のGoogleアカウントでも利用可能です。一方で、ランサムウェア検知機能については、BusinessやEnterpriseプランなど、特定のGoogle Workspaceプランに限定されています。

つまり、多くのユーザーにとって「攻撃後の復元」は可能ですが、「早期警告システム」を利用できるのはビジネス・企業向けプランの利用者に限られるということになります。とはいえ、個人アカウントでもファイルの一括復元が可能になったことは、非常に大きな進歩と言えるでしょう。


Source: Google

Via: Android Authority

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