長年固定されていた「Gmail」のメールアドレス(@gmail.comより前のユーザー名)を変更できる機能が、米国で使えるようになりました。

この機能は2025年から一部の環境でテストされていたもので、ユーザーの「アカウント設定」ページから変更手続きが可能です。米Googleは公式ブログで「ユーザーの成長に合わせてアカウントも成長できるよう支援するため」と、今回の機能提供の背景を説明しています。
なお、報道によるとアドレスの変更は「12か月に1回」に制限されています。変更後も古いユーザー名はアカウントにエイリアス(別名)として紐付けられたままになり、必要に応じていつでも元のユーザー名に戻すことが可能です。
新しいユーザー名に変更しても、アカウント内の過去のメール履歴やGoogleドライブ、Googleフォトなどのデータはそのまま保持されます。さらに、元のアドレス宛に送信されたメールも引き続き受信できるほか、新旧どちらのユーザー名を使用してもGoogleアカウントへのログインや各サービスへのサインインが可能です。ただし、Googleのデータにアクセスする一部の製品やサービスでは、変更後も引き続き元のアドレスが表示される可能性があるとして注意を促しています。
2004年のGmailサービス開始以来、過去に作成したメールアドレスが現在の自分に合わなくなったなどの理由で、アカウントが放置されるケースが多数存在していました。今回のアップデートにより、ユーザーは自身のデジタル・アイデンティティを最新の状態にアップグレードしつつ、既存の重要なデータを失わずに済むようになります。日本を含む米国以外の地域への展開時期についても、今後の動向が注目されます。
Source: グーグル via arsTechnica