アップルが方針転換したかも、第6世代iPad miniで「バッテリー交換に出すと本体ごと交換」がなくなる?

ink_pen 2022/9/28
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アップルが方針転換したかも、第6世代iPad miniで「バッテリー交換に出すと本体ごと交換」がなくなる?
多根 清史
たねきよし
多根 清史

IT / ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。

実はこれまでのiPadシリーズは、バッテリー交換を希望した場合は、iPad本体を丸ごと交換してもらえました。しかし、アップルが第6世代iPad miniについては、新しい本体を渡さずバッテリーだけを交換するよう、方針転換をしたとの噂が報じられています。

↑第6世代iPad miniのバッテリー交換についての噂が持ち上がる

 

米MacRumorsによれば、9月27日(米現地時間)から第6世代iPad miniのユーザーがバッテリーを交換したいと持ち込んだ場合、WUR(whole unit replacement/本体ごと交換)を受けることなく、バッテリーだけを交換できるようになるそうです。

 

今回の情報源は明かされていませんが、MacRumorsは、アップル直営店や正規サービスプロバイダ向けに配られた内部文書を入手したことが過去にも何度かあります。たとえば2019年にも、Apple Watch Series 2の特定モデルを修理に出すと、一時的にSeries 3に交換してもらえる場合があると報じていました

 

この新たなポリシーは第6世代iPad miniだけが対象ですが、今後数週間~数ヵ月のうちに、ほかのiPadモデルも後に続く可能性があるそうです。手持ちのiPadの状態によっては、逆にユーザーにとって不利になることも考えられます。以前はバッテリー交換に出せば、凹みやヒビ、傷が入ったiPadも代替機に交換してもらえましたが、その恩恵が受けられなくなりそうです。

 

記事執筆時点では、この新ポリシーは世界中の修理センターでのみ実施されており、アップル直営店や正規サービスプロバイダでは行われていないとのことです。バッテリー状態が劣化していて、iPad本体もあちこちに傷や凹みがあれば、今のうちにお店に修理に持ち込むといいかもしれません。

Source:MacRumors

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