飛行機の中に忘れた財布を「AirTag」で発見! 35都市も飛んでいた…

ink_pen 2023/2/2
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飛行機の中に忘れた財布を「AirTag」で発見! 35都市も飛んでいた…
多根 清史
たねきよし
多根 清史

IT / ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。

空港でのロストバゲージ探しなど、忘れ物や紛失物を見つけるのに役立つアップルの忘れ物トラッカー「AirTag」。過去には、このデバイスのおかげで荷物を航空会社に送りかえしてもらえた話もありました

↑またまたお手柄

 

最近では、飛行機の中に財布を忘れた乗客が、航空会社に「見つからなかった」と言われつつ、財布がいくつもの都市を飛んで行くのを見守ることになったと嘆いています。

 

この乗客の名はジョン・ルイスさん。本人のツイートによると、飛行機を乗り継ぐときに機内に財布を忘れてしまったそうです。しかし、ルイスさんは財布にAirTagを着けていたため、「探す」アプリによりその正確な位置を確認することができました。

 

そこでアメリカン航空に何度も連絡を取ったものの「徹底的に機内を掃除したけど見つからなかった」と回答されたとのこと。その間にもルイスさんは財布がまだ飛行機の中にあり、35以上の都市を飛び回っていたとツイート内の動画で述べています。「財布がまだ飛行機の中にあって回収されていないのに、どうやって徹底的に掃除したと言うことができるの?」というわけです。

 

その後、アメリカン航空はTwitterのDMで、AirTagによる財布の移動記録などをルイスさんに質問。もっとも「この数日間で、財布に貯まった(サイフが飛んだ距離に応じた)マイルは全部もらえるの?」との質問にはすぐに答えてもらえなかったようです。

 

一度ロストバゲージになったり、世界中を移動する飛行機の中でなくしたりした物を取り戻すことは至難の業。いざというときのために、旅行するときにはスーツケースなどにAirTagを入れておくのが良いかもしれません。

 

Source:John Lewis(Twitter)
via:9to5Mac

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