Metaの次期ヘッドセット、製品名は「Quest 3」? Proモデルの半額以下でMR体験を実現かも

ink_pen 2023/5/22
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Metaの次期ヘッドセット、製品名は「Quest 3」? Proモデルの半額以下でMR体験を実現かも
多根 清史
たねきよし
多根 清史

IT / ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。

Metaの次期ヘッドセットは今年(2023年)後半に発売予定であることは、公式に発表されています。これまで仮名で呼ばれていたデバイスの製品名が、本当に「Meta Quest 3」である手がかりが発見されました。

↑ヒネリのない名前に?

 

海外のVR関連ニュースサイトUpload VRは、「突然、全てのQuestストアVRアプリでサポートされていると表示されるようになった」と報告しています。おそらくMetaは今年秋の「Connect」イベントでまで情報を出さないと見られていたので、驚きを持って受け止められています。

 

たしかにQuestストアのVRカテゴリーには、右から左にスクロールする文字列のなかに、「Quest 3」というテキストが確認できます。

 

現行モデルも「Quest 2」と呼ばれているので、次のヘッドセットが「Quest 3」になっても意外ではありません。すでにMetaはQuest Proも投入していますが、これはクリエイティブのプロ向けヘッドセットであり、一般ユーザーへの普及を意識したモデルではありません。

 

そしてQuest 3の価格は300~500ドル(約4万1,000円~6万9,000円)だと、ザッカーバーグCEO自らが予告していたこともあります。Meta Quest Proは当初の1,499ドルから999ドルに値下げされましたが、その半額以下ということです。

 

Quest 3に関しては、現行のQuest 2より2倍薄く、少なくとも2倍の性能を持ち、前面カメラで現実世界を取り込んで複合現実(MR)体験を実現するとMeta社内で公表されたとの報道もありました。また、新たなMR体験を含めた41の専用アプリとゲームも準備中だとも噂されています。

 

アップルも6月の世界開発者会議WWDCにてAR/VRヘッドセットを発表すると予想されていますが、そちらは3,000ドル(約40万円)以上とみられています。そちらの方が高性能であることは間違いありませんが、お手ごろ価格のQuest 3の方が普及しやすそうではあります。

 

Source:UploadVR(Twitter) 
via:BGR

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