ミニ四駆レーサーの日本一を決定する「ジャパンカップ」。2012年に13年ぶりに復活して以来、年々参加者が増加しているビッグイベントだ。今年も本日6月19日(日)の東京大会を皮切りに、全国14の会場で白熱したレースが繰り広げられる。つまるところ、この時期はミニ四レーサーにとってもっともアツい季節なのだ。
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超速編集部ではジャパンカップ開催にあわせ、2冊のムック本を出すなど臨戦体制に突入。ジャパンカップの速報は随時公開していくとして、ここではミニ四駆のもうひとつの醍醐味であるドレスアップをフューチャーしていこうと思う。
ジャパンカップ開催中は、各会場で白熱したレースが繰り広げられているが、もう一方では、タミヤ公認競技会が開催する「コンクールデレガンス」というイベントがある。同イベントは本来、実車のクルマの見た目を競うコンテストで、ミニ四レーサーがドレスアップマシンを出品してそのデキを競い合う、いわば「美」のレースだ。
コンクールデレガンスでは、毎年さまざまなアイデアが盛り込まれたマシンが出品されている。小学生や中学生といった若い世代の作品も多数入賞していることから、創造性豊かな発想力や柔軟なアイデアが重要となる。今年のコンクールデレガンスでも、ジャパンカップに引けをとらない白熱した“レース”が行われるはずだ。
ここでは、4月に発売した「ミニ四駆超速コンデレ大図鑑」から、昨年行われたコンクールデレガンスの入賞マシンを紹介していこう。全国のレーサーが多種多彩なアイデアを盛り込んだ、究極のドレスアップマシンの数々。これを機に、ドレスアップに少しでも興味をもってもらえればうれしいかぎりだ。
今回紹介するのは「ミニ四駆ジャパンカップ2015 静岡大会」で開催されたコンクールデレガンスの入賞作品。タミヤのおひざもと、静岡のレーサーたちはどのようなマシンを仕上げてきたのだろうか。
■最優秀賞
「ランチボックスとウニモグをサビ塗装して連結しました。走れて、飾れて、育てられるミニ四駆です!」
■優秀賞
「ライキリをベースに、ウサギをイメージしてプラ板とパテで改造。デカールも自作です」
■優秀賞
「実はエアロ アバンテがベースです!! カッコよくできたかも!!」。差し色の蛍光イエローがグッド!
■タミヤ賞
「シューティングスターをベースに、とあるマシン改を意識」。タミヤスプレーで仕上げた力作だ。
■MCガッツ賞
「デビルとエンジェルをイメージしました。紫の色と星のシルバーのキラキラ感が気に入ってます」
■櫻井なる賞
「ARフレキシブルシャーシを採用しています。ドラゴンサスペンションも可動します」
■MC GUY賞
「ひと足お先に、夏の風物詩をどうぞ。LED入りなので、夜だともっとキレイです!!」
【大会概要】
開催日:2015年7月5日(日)
会場:ツインメッセ静岡・南館(静岡市駿河区)
競技参加者数:2145名
【URL】