定番「金麦」と実飲比較。「帰り道の金木犀」はエモさ以上にアンバーエールだった!

ink_pen 2025/10/3
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定番「金麦」と実飲比較。「帰り道の金木犀」はエモさ以上にアンバーエールだった!
中山秀明
なかやまひであき
中山秀明

GetNaviお酒・グルメアドバイザー。GetNavi内食・外食のトレンドに精通した、食情報の専門家。現場取材をモットーとし、全国各地へ赴いて、大手メーカーや大手小売りから小規模事業者まで、幅広く取材している。酒類に関する知識量の多さでは、大手ビールメーカーでも一目置かれる存在。GetNavi・GetNavi webのほかに、テレビや大手企業サイトのコメンテーターなど幅広く活躍。

“金木犀”の名に偽りなし! フラワリーという表現が似合う個性的な香りが特徴の「金麦〈帰り道の金木犀〉」。フードアナリスト・中山秀明さんが、定番の「金麦」と比較しながら、その個性や食事との相性を解き明かします。

金麦〈帰り道の金木犀
アルコール成分:5%
原材料:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)

アロマホップを使用し、上面発酵酵母を用いて醸造することで、甘く爽やかな香りを実現し。また、「金麦」こだわりの素材である「贅沢麦芽」に加え、「ロースト麦芽」を一部使用するなど、麦芽配合や醸造条件を調整することで、秋の夕暮れをイメージした液色に仕上がっている。

定番の「金麦」と飲み比べ!

「季節のワンシーンを商品名の盛り込むこの限定醸造のシリーズは、今回も正統派なスタンダード『金麦』に対する遊び心を感じます。特徴的なのはやはり香りで、フルーティよりもフラワリーという表現が似合いそう。この個性が、金木犀とうたう理由でしょう。

缶体に『ほのかに香るアンバーエールタイプ』の表記があるように、液体の色味は褐色ですし、風味にも甘香ばしさを感じます。さらにちょっぴりと、ベルジャンホワイトやセゾンといったビールのような、クリーミーな酸のニュアンスも。

洋食や、ソースをかけるような料理には、スタンダードな金麦以上に合いますね。コロッケ、メンチカツ、ハンバーグ、ポテトサラダ、ピザなど。スタンダードの『金麦』と一緒に買って、ペアリングしながら飲み比べるのがオススメです」(中山)

青:金麦〈帰り道の金木犀〉
黄色:金麦

金麦〈帰り道の金木犀
キレ:2 コク:2  苦味:1.5  甘み:2  香り:2.5

金麦
キレ:2.5 コク:2  苦味:1.5  甘み:1.5  香り:1.5

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