ヒューガルデンの次に知るべきベルギービール! 「ジュピラー」と「ブルージュ・トリプル」

ink_pen 2017/3/3
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ヒューガルデンの次に知るべきベルギービール! 「ジュピラー」と「ブルージュ・トリプル」
中山秀明
なかやまひであき
中山秀明

GetNaviお酒・グルメアドバイザー。GetNavi内食・外食のトレンドに精通した、食情報の専門家。現場取材をモットーとし、全国各地へ赴いて、大手メーカーや大手小売りから小規模事業者まで、幅広く取材している。酒類に関する知識量の多さでは、大手ビールメーカーでも一目置かれる存在。GetNavi・GetNavi webのほかに、テレビや大手企業サイトのコメンテーターなど幅広く活躍。

チョコレートにワッフル、フライドポテトと、おいしい食べ物が多いイメージのベルギー。ドリンクでもビールが多種多様なことで知られており、日本でもベルギービールレストランやベルギービールのフェスがたくさんあります。そこで、ベルギー出身のカッハロフさんに現地のビール事情を尋ねてみました。

 

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アクバー・カッハロフさん

デ・パンネ出身。ステーキとフライドポテトのセットが好物。

 

ベルギーでは「ジュピラー」というビールが有名!

日本でベルギービールというと「ヒューガルデンホワイト」が有名ですが、カッハロフさんはもっと日常的なビールが現地にはあるといいます。その名も「ジュピラー」。

 

「日本ではヒューガルデンホワイトの人気が高いみたいだね。ベルギーでも確かによく飲まれているけど、もっと安くて手ごろなのがジュピラーなんだよ。学生の多くはジュピラーを飲んでいるんじゃないかな」(カッハロフさん)

↑ジュピラー。スタイルはピルスナーということで、日本でポピュラーなスーパードライや一番搾りなどと似た味わいです
↑ジュピラー。スタイルはピルスナーということで、日本でポピュラーなスーパードライや一番搾りなどと似た味わいです

 

調べてみると、確かにものすごく有名。その証拠に、ベルギーのサッカーリーグ名はこのブランドがネーミングライツ契約をしており、「ジュピラー・プロ・リーグ」と呼ばれています。

 

ビールを飲まないワインやカクテル派のベルギー人も

つぎに、カッハロフさんに一番好きな銘柄を聞いたところ、「ブルージュ・トリプル」という日本でも買えるビールでした。これはアルコール度数が8.7%と高く、ゴクゴク飲むというよりはワインのように少しずつ嗜むタイプです。このように、ベルギービールの魅力のひとつに多彩な味わいがありますが、ということは各人に好きなビールがあって、それを飲み続けるということでしょうか?

 

「ケースバイケースだね。僕はホームパーティのときはずっとビールだけど、店ではワインも飲むよ。ベルギーにはビールが嫌いという人もいて、そのためにワインやカクテルも用意されているんだ」(カッハロフさん)

↑六本木で行われた「ベルギービールウィークエンド 2016」にて
↑六本木で行われた「ベルギービールウィークエンド 2016」にて

 

ビール大国とはいっても、さすがに全員がビール好きということはないようです。とはいえ、ベルギーにはビアカフェやバーがたくさんあり、そこでつまみながらさまざまなお酒を楽しむのが一般的だとか。なお裏ワザとして、大学のキャンパス内にあるバーでは生ビールが安く飲めるそうで、それを目がけて行く強者もいるそうです。日本ではあまり考えられませんが、ベルギーならではといえる風潮かもしれませんね。

 

※この企画は、外国人留学生へのリサーチから得た知見をもとに、海外向けに日本企業のブランディングや商品PRのサポートを行う「LIFE PEPPER」とのコラボによるものです。

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