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2024/12/7 19:45

30通り以上のケアができるハンディガン!? MYTREX「REBIVEシリーズ」新商品、「深さ」の調節も可能に

創通メディカルの美容健康ブランド「MYTREX(マイトレックス)」は、トータルボディケアハンディガン「REBIVEシリーズ」より、「MYTREX REBIVE2」と「MYTREX REBIVE MINI XS2」を11月22日に発売しました。業界初だという「手圧変動テクノロジー」を搭載しており、ユーザーや使用部位に合わせたベストケアが叶うようになっているとのこと。

 

同シリーズの新商品本格発売を記念し、東京・原宿で行われた「MYTREXブランド」 戦略発表会で、「MYTREX REBIVE2」と「MYTREX REBIVE MINI XS2」を試用できました。発表会レポートとあわせ、使い心地をお伝えします。

↑左から、「MYTREX REBIVE2」と「MYTREX REBIVE MINI XS2」。手前はアタッチメント

 

イベントでは、創通メディカル 事業戦略部・岩橋葉月さんが説明に立ちました。二つの新製品は、「速さ(振動スピード)」に加え、「深さ(ストローク)」も調整できるのが特徴とのこと。付属のアタッチメント5種を使い分ければ、頭皮、肩、首、背中、おしり、足裏など、全身にわたってセルフケアができます。

 

ただ、当てる部位によっては刺激が強すぎたり、逆に弱すぎたりすることも……。筆者もマッサージガンを毎日使っていますが、「背中や腰回りに当てるにはちょうどよい」と感じる強さで首をケアしようとすると、たった数秒でも痛かったり、かゆくなってしまったりして、なかなか長くは当て続けられません。

 

その悩みを、「MYTREX REBIVE2」と「MYTREX REBIVE MINI XS2」は、「手圧変動テクノロジー」によってクリアにしてくれるようです。

 

「この技術により、首や肩などの繊細な部位に当てる時や、お子様や高齢者の方が使う時には浅いストロークで心地よい刺激を、 太ももなどの筋肉の厚い部位、運動している人には深いストロークで強めのしっかりとした刺激を提供できるようになりました」(岩橋さん)

 

例えば、「MYTREX REBIVE2」は、深さを2mmから8mmまでの7段階、速さを5段階で調整できるため、かけあわせで計35通りのケアが可能です。コンパクトサイズの「MYTREX REBIVE MINI XS2」は、深さは2mmから7mm、速さは5段階で調整でき、計30通りの使い方ができます。

↑創通メディカル 事業戦略部・岩橋葉月さん

 

「最低限の速さ×深さ」でも、満足感がすごい

イベントが開催された「ハラカド」地下1階にある「小杉湯 原宿」に、自宅セット風の体験コーナーが設けられ、二製品を使うことができました。

 

まず手に取ったのは、「MYTREX REBIVE MINI XS2」。筆者が普段使っているマッサージガンと大きさはそっくりですが、軽さ(アタッチメントを除く、本体は約285g)にびっくり。バッグに忍ばせやすいので、どこでも気軽にセルフケアできそうです。

 

「速さ(振動スピード)」は持ち手部分にある電源マークを軽く押すと調整でき、「深さ(ストローク)」は上部のダイヤルを左右に回すことで切り替えられます。

↑5段階から調整できる、速さ

 

↑深さはダイヤル式で調整

 

試しに、早さも深さも最低レベルで首に当ててみました。きちんと刺激を感じるものの、筆者は「痛気持ちいい」強さが好みなので、正直物足りなくはあります。ただ、戦略発表会でのトークセッションに登壇した友利新医師によると、

 

「『痛い方が効く』みたいな感じの方もいるんですけど、そう言いながら、こう……ぐっと噛んでるんですよね(食いしばって見せながら)。ほぐしながらも、我慢するうえで力が入っているみたいな時もあるので、どうなのかなと」(友利医師

↑トークセッションに参加した、内科・皮膚科医の友利新さん

 

つまり、「痛いということは、すなわち筋肉に緊張が走っているということでもある」そう。筋肉のハリや緊張を取るための行為で、また緊張させては本末転倒なので、あえて最低レベルをチョイスしました。これまでは、耳まわりが振動でかゆくなり、数十秒で「もういいや」とやめてしまうのが常でしたが……この強さであれば、何分でも続けたくなります。

 

肩まわりも、強い刺激で当てていると骨にぶつかった時に痛かったり、マッサージガンが弾かれたりするのですが、このくらいの刺激であれば何の心配もいりません。

 

当て終えると、じんわりと血流が巡って首回りがふわっと緩んだ感覚がし、一気に眠くなりました。普段は、「マッサージガンでセルフケアをした(セルフケアをちゃんと頑張った)こと」そのものへの満足感が強いですが、今回は肉体的な満足感をより強く得られました。

 

気になった点があるとすれば、軽さゆえの振動感です。手にかなり振動が伝わってきて、人によっては持ち続けているとくすぐったいかもしれません。

 

一方の、「MYTREX REBIVE2」。「MYTREX REBIVE MINI XS2」を使った後だと、かなり大きい商品に思えます。

↑まさに「ガン(銃)」感のある見た目

 

しっかりとした作りなので、筋肉の奥までパワフルにほぐしてくれます。横長のアタッチメントを使えば、ふくらはぎにフィットして幅広くケアができます。ランニングやトレーニングにいそしむ人はもちろん、仕事で立ちっぱなしになる人にとっても、頼もしい味方になりそうです。

 

疲労を溜めないために、「ちょこっとセルフケア」を

同イベントで岩橋さんは「セルフケア」に関連する、興味深い意識調査結果を引用しました。創通メディカルが、日常的に疲れを感じる20~40代の女性を対象に、「疲れを癒すリフレッシュ方法」に関して調べたものです。

 

その中で、セルフボディケアに取り組む人のうち「セルフボディケアをするにも労力がかかる」と感じている人は71.5%を占め、セルフボディケアをしていない人のうち、70.4%が「『セルフボディケアをしなければ』という義務感がストレスに感じる」と回答していました。つまり、セルフボディケア自体が、疲れの原因になってしまっている構図があるのです。

 

この実態を受け、友利医師は「日本人はね、真面目なんですよね」と一言。続けて、自身が患者から日々受ける相談を踏まえて、このように話しました。

 

「『なんか体調悪いんですよ』っていう人に話を聞いてみると、あんまり動いてない、凝り固まってる、ということが多いんですね。あとは頭痛がするとか、肩が痛いとか……よくよく聞いていると、根本には疲れがあって、それを放置していくことによって、何かしらの弊害が起こってくる。体の巡りをよくしましょうっていうと抽象的になっちゃうんですが、とにかくまずはちょっと動かしていきましょうよ、という」(友利医師)

 

既に疲労がかなり蓄積してしまっている人は、「それを一気にゼロにするのは難しい」と友利医師。 明日は99に、明後日は98に、時間があるときは90まで……といったペースで徐々に疲れを減らし、とにかく溜めないのが重要だと説明しました。キーワードは、「こまめに」、「ちょこちょこやる」であるようです。

 

今回発売した二製品は、ユーザーの求める強度やシーンに合わせてくれるので、就寝前にしっかり全身をほぐすもよし、仕事や家事の合間に疲れを感じたタイミングでほぐすもよし。心身に疲れを溜めないためのセルフケアを、手伝ってくれそうですね。

 

創通メディカル
MYTREX REBIVE 2(マイトレックス リバイブツー)
価格 :2万5960円(税込)
カラー:ブラック
サイズ:約154mm×60mm×189mm(本体のみ、アタッチメントは除く)
質量 :約729g(本体のみ、アタッチメントは除く)
セット内容:本体1台、充電用USBコード1本、ACアタプター1個、アタッチメント5種類、取扱説明書、収納ケース1個、アタッチメント用ストッパーゴム2個(予備)

 

MYTREX REBIVE MINI XS2(マイトレックス リバイブ ミニ エックスエスツー)
価格 :1万4960円(税込)
カラー:ブラック/ホワイト
サイズ:約119mm×74mm×40mm(アタッチメントは除く)
質量 :約285g(本体のみ、アタッチメントは除く)
セット内容:本体1台、充電用USBコード1本、アタッチメント5種類、取扱説明書、携帯用布袋、アタッチメント用ストッパーゴム2個(予備)