みなさん、目覚まし時計は使っていますか? いまでは目覚まし時計の代わりに、携帯やスマートフォンのアラーム機能で起きている方も多いのではないでしょうか。
実はアラーム機能だけでない、進化型の目覚ましが続々誕生しています。今回は海外のクラウドファンディングで話題を集めた、ユニークな目覚ましグッズをお届けします。朝の目覚めをスッキリ、楽しくしてくれそうですよ。
【その1】音声認識Alexa対応の目覚まし時計「Sandman Doppler」
まずご紹介するのが、Amazonの音声アシスタント機能Alexaを搭載した目覚まし時計。例えば「Alexa、6時に目覚ましをセット」と話しかけると、Alexaを使ってアラームの設定ができます。言葉で伝えるだけなので、ベッドに横になりながらセッティングできるところがポイント。これで目覚ましセットの負担が減ります。
ほかには、Wi-Fiでインターネットと接続し、一般的な目覚まし時計にはない、音声認識機能や自動で時刻を修正する機能、ディスプレイに天気や気温を表示する機能も。またBluetoothでスマートフォンと接続し、好きな音楽を「Sandman Doppler」の高音質スピーカーから聞くこともできます。
さらに6つのUSBポートを搭載し、睡眠中にスマートフォンやスマートウォッチ、タブレットなど最大6台のデバイスを同時充電することも……。これ、つい枕元に何でも置いてしまう人にはうれしいですよね。またアラームは、音声からの設定のみではありません。スマートフォンのアプリからも設定可能。
アラーム時間は、曜日毎に設定できます。ムードによって、ディスプレイの数字のカラーを変えることも可能。そんな「Sandman Doppler」のサイズは、横29.5cm×高さ10.2cm×奥行12cmです。ちょうどいい存在感ではないでしょうか。
現在クラウドファンディングサイト・kickstarterにて、ひとつ119ドル(約1万3000円)から出資枠が用意されています。発送は2018年7月予定で、日本へはプラス25ドル(約2700円)で対応。見た目以上に万能なので、ただの目覚まし時計に飽き飽きしている人にオススメです。
【その2】コーヒーメーカー付き目覚まし時計「The Barisieur」
朝、淹れたてコーヒーの香りで目覚めることができたら、ハッピーな気分になれそうですよね。こちらの「The Barisieur」は、なんとコーヒーメーカー付きの目覚まし時計。設定した時刻に合わせて、自動的にコーヒーをカップに淹れてくれるのです。
つまり目覚めたらすぐに、ベッドの上でおいしいコーヒーを飲むことが可能。起きてキッチンに行き、お湯を沸かしてコーヒーを淹れるという作業がなくなるので、忙しい朝の時間短縮につながります。
「The Barisieur」はコーヒーだけでなく、紅茶でも代用可能。コーヒー粉や茶葉を入れる引き出しがあります。またミルクを置ける場所もあるので、ブラックで飲めない方でも安心です。
サイズは、縦26cm×横25cm×奥行16.5cm。現在クラウドファンディングサイト・Indiegogoで販売しており、ひとつ299ドル(約3万3000円)ですが、残念ながら日本への発送には対応していません。
ただし、ふたつセット570ドル(約6万3000円)を購入する場合には、日本へプラス50ドル(約5500円)で発送してくれます。ふたつ購入し、自分用と、大切な方へのプレゼントにしてはいかがでしょうか。
【その3】光を利用した目覚ましライト「The UpLight」
目を覚ましてくれるのは、音だけではありません。最後の「The UpLight」は、光で目覚めるようにサポートしてくれるアイテムです。
眠る前にスマートフォンやパソコンのブルーライトを見ると睡眠の質が下がると言われているように、光は睡眠に影響を与えます。光は起床時にも役立ち、「The UpLight」では、日の出を再現した光により、心地よい目覚めへ導いてくれるのです。
使い方は、普通の電球のように、ベッドサイドにある照明に「The UpLight」をセット。あとは専用のアプリから希望する時間を設定します。アプリからは、色や明るさの調整も可能です。朝のアラームの音にイライラすることもなく、スッキリした目覚めを叶えてくれます。
またセットアップするのにWi-Fi環境も付属品も不要なので、旅行や出張の際にも持っていけます。さらに「The UpLight」は、20年以上交換せずに済むため、コスト面でのメリットも大きいです。
現在公式サイトで、49.99ドル(約5500円)で発売中。残念ながら日本には発送を行っていないため、日本でも発売されることを期待したいところです。
起きるというのは、毎日の行為。だからこそ、気持ち良く起きられる目覚ましアイテムを持っておきたいですね。