「結果にコミットする。」をテーマとし、極端なビフォーアフターを示すCMで有名なパーソナルプライベートダイエットジム「RIZAP(ライザップ)」。2018年5月8日、RIZAPはタイガー魔法瓶と連携した新サービスを含む、フード事業の発表会を開催しました。
発表会では、RIZAP株式会社取締役 高谷成夫氏とタイガー魔法瓶株式会社の和田隆弘常務が、両社の提携とその経緯について説明。集まった報道陣には、RIZAP COOK監修のイベント特製幕の内弁当が振る舞われたほか、低糖質のごはんやパスタ、スイーツ類など、RIZAPコレクションメニューの新製品試食会も行わました。
「健康にコミット」するための4つの新商品・サービスを発表
RIZAPの取締役 高谷成夫氏は、「累計会員数が10万3000名となり、過去最も問い合わせをもらっている」として、事業の好調さをアピール。今回フード事業の強化に至るにあたり、「RIZAPメソッド」と「食のメソッド」が確立できたこと、すでにフード事業の低糖質食品ブランド「LOCA-Labo」が、ゲスト(RIZAPの利用者)を中心に順調に売上げが伸ばしていることを挙げました。
このような背景をもとに、今回フード事業の新商品・サービスとして発表されたのは、「RIZAP ”ごはん”で健康コミットプログラム」、デリバリーランチプログラム「zap DELI」、低糖質「そうめん」と「めんつゆ」の提供、「RIZAPプロテインゼリー」の4つです。
タイガー魔法瓶と組み、低糖質な加工食品「とらひめ」を使ったサービスを実施
このうち、「RIZAP ”ごはん”で健康コミットプログラム」とは、タイガー魔法瓶と提携し、加工食品の「とらひめ」を活用したプログラム。国内で合計約4000万人はいるという糖尿病患者およびその予備軍に向けた低糖質ごはんの提供サービスで、2018年5月8日からスタートしています。
なお、「とらひめ」とは、タイガー魔法瓶が開発した米粒状の加工食品のこと。同社の直販サイトで3月から提供を開始しています。タピオカやこんにゃく、うるち米などを原料としており、白米お茶碗一杯分(130g)と比べて糖質は約47%オフ、カロリーは約50%オフ。しかも、食物繊維は約8倍となっています。専用の調理モードを持つ炊飯器「とらひめ調理器」で調理することで、ごはんのような食感になります。
「RIZAP ”ごはん”で健康コミットプログラム」の概要は、①タイガー魔法瓶が米粒状の加工食品「とらひめ」と、専用の「とらひめ」調理器をRIZAPのオンラインストアでも販売 ②「とらひめ」の定期配送サービス ③専用調理器を使った健康&低糖質レシピの提供 ④ごはんに関する悩みを専属管理栄養士がサポートする「ごはん診断」 ⑤とらひめ定期配送サービスの利用者に向けたサンプルと健康レシピのプレゼント ⑥専用調理器に対応した商品の販売など。
タイガー魔法瓶との提携については「日本の健康寿命を延伸したい」というビジョンへの共鳴があったといいます。高谷氏は「RIZAPとタイガーの得意分野を融合すれば! と話が進んだ」と説明しました。
タイガー魔法瓶の和田隆弘常務は、「おいしさを我慢しない健康を提案したい」と同社の理念を紹介。「ごはんをお腹いっぱい食べられない」、または「加工食品が口に合わない」という悩みを持つ人たちのために開発したのが「とらひめ」とのこと。
「正しく世の中に広めていくのは、RIZAPのほうが得意ということでお願いした。『世界中に幸せな団らんを広める。』というビジョンのためにぜひサービスを成功させたい」とその意気込みを語りました。