ヘルスケア
2019/11/21 19:30

「かかとの角質」は削りすぎ禁止! 保湿と月1ピーリングで裸足になれるかかとに

気温が低くなり、湿度も急激に低下していく冬。手入れをしていないお肌は乾燥して荒れたりひび割れたりしてしまいます。特に角層が分厚くてターンオーバーしにくく、ガサガサになりがちなかかとは、角質をごっそり削ってケアしたくなるもの。ところが、角質を削りすぎることが逆効果をもたらすことは、「実は削っちゃダメ! かかとの角質を除去してはいけない理由」の記事でお伝えした通りです。

 

今回は、美容ライターとしても活躍するエステサロンオーナーの寒川あゆみさんに、角質を削りすぎず保湿を中心としたケアの方法と、おすすめのアイテムを紹介していただきました。

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かかとケアは定期的に行うことでニオイの防止にも

かかとケアは、ガサガサした見た目をキレイに見せるためだけでなく、ニオイや歩き方にも関係してくるそうです。

 

「足のニオイの原因は、汗や古い角質、垢が足の裏や爪の間に溜まり、靴下や靴の中で蒸れることにあります。古い角質や垢を定期的にケアして、ニオイの元を除去しましょう。

 

また、人によってかかとに体重をかける人や、外側に体重をかける人など、歩き方にはクセがありますよね。体重をかけているところほど摩擦力が強くなったり、足の形に合わない靴の摩擦によって角質が厚くなっていたりする方もいます。そのゴワゴワした硬い角質でバランスを取ろうとすると姿勢や歩き方が悪くなるので、しっかり保湿してかかとを柔らかく保ち、歩きやすい足にすることで美しい歩き方ができるようになるのです」(美容ライター・寒川あゆみさん、以下同)

 

ケア別!使いたいおすすめアイテム

かかとケアには、毎日行いたいケアと週に一度、月に一度と定期的に行いたいものがあります。それぞれのケアに合わせておすすめのアイテムをご紹介します。

 

1. 毎日使いたいのは保湿成分が入ったクリーム

ケアのアイテムはさまざまありますが、どんな場合でも欠かさず毎日使いたいのが保湿クリーム。お風呂上がりや朝起きた後など、朝晩1回ずつくらいはクリームを塗るようにしましょう。

 

「クリームを塗ることで皮膚を保護し、角質を柔らかくしながら保湿することができます。ひび割れして皮がめくれてしまったり、痛みがあったりする場合は他のケアをせず、まずはクリームで肌を守ることが優先です。マッサージするようにしっかりと塗り込みましょう」

 

・塗り心地がサラサラしていてベタつかない

クラランス「フット ビューティケア」(125g)
3800円+税

抗酸化作用のあるビタミンEを含んだカシューナッツオイルとシアバターに、タイムやアルニカといったハーブを配合したフットケア専用のクリームは、なめらかでマッサージしやすいテクスチャーです。

「かかとだけでなく、ザラザラしがちな足の裏やくるぶしあたりまで足全体に塗っていきます。クリームを塗ることで今ある水分を逃さず、しっとりとした足を目指すことができます。保湿力はほしいけれどベタつくのは苦手、という方にもぴったりな、さらりとした感触が気持ちいいアイテムです」

 

・濃厚で保湿力が高くひび割れにも効果的

ザ・ボディショップ「ボディバター シア」
2300円+税

天然の脂肪酸が豊富なシアバターに、ココアバターやババスオイルも配合され、バターのような濃厚なテクスチャーです。

「馴染ませるように塗り込んでいくうちにじわじわと溶け、お肌に膜を張るように潤いをしっかり閉じ込めてくれます。保湿力が高いので、ひび割れが気になる方にもおすすめしたいです。また、ボディーバターシリーズは香りの種類も豊富なので、そのときの気分で選ぶのもいいですね。デイリーケアとしてお風呂上がりにボディバターだけで仕上げてもよいのですが、フットマスクをしたあとにボディバターを塗り込むとより効果的です」

 

では、時間に余裕のある週末など、週に1~2度のケア、また月に1度のスペシャルケアでは、何を使ってどのように行えばいいでしょうか?

 

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