三菱電機は、衣類乾燥除湿機の新製品として「サラリPro」MJ-PV250YX、「サラリ」MJ-P180YX、MJ-M120YXの3機種を5月1日に発売しました。

記事のポイント
強力な除湿能力を求める人、センサーによる効率的な衣類乾燥を重視する人など、それぞれのライフスタイルに合ったモデルを選べる三菱電機の新しい衣類乾燥除湿機。ジメジメする季節の快適な室内環境づくりや、毎日の部屋干しをサポートする頼もしい一台となりそうです。
近年、地球温暖化による気候変動や住宅の高気密化により、室内の湿度管理や部屋干しの需要が高まっています。また、防犯意識の高まりから、洗濯物を外に干しづらい世帯も増えています。こうした背景を受け、三菱電機は多様化するニーズに応えるべく、ラインアップを強化したといいます。
新モデルでは、全機種共通でユーザーが頻繁に触れるタンクのふた部分に抗菌加工を施し、清潔性を向上させています。
【MJ-PV250YX】クラス最高レベルの除湿能力と省エネ性を実現
フラッグシップモデルとなる「サラリPro」MJ-PV250YXは、独自のインバーター制御と三列熱交換器の搭載により、1日あたり24.5L(※1)という高い除湿能力を実現。これは、7畳相当の部屋であれば、湿度90%から50%まで約13分(※2)で除湿できるスピードです。
インバーター制御は、室内の湿度状況に応じてパワーを自動調整するため、無駄な電力消費を抑えます。除湿強モード運転時でも、1時間あたりの電気代は約12.9円(※3)と、ハイパワーながら経済的な運用が可能です。リビングなどの広い空間の除湿や、大量の洗濯物を一気に乾かしたい場合に適しています。
【MJ-M120YX】「部屋干しおまかせムーブアイ」で生乾きを逃さない
「サラリ」MJ-M120YXは、三菱電機独自の「部屋干しおまかせムーブアイ」を搭載している点が大きな特徴です(※5)。これは、赤外線・温度・湿度の3つのセンサーが洗濯物の位置や量、乾き具合を広範囲に検知し、乾き残しがある部分を自動で見つけ出す機能です。
見つけた生乾き箇所には、「3次元広角狙えルーバー」がワイドな送風と集中送風を組み合わせ、効率的に乾燥させるといいます。厚手の衣類やフード部分など、乾きにくい箇所もしっかり乾かすことができ、部屋干しのストレスを軽減します。光ガイド機能(※5)により、乾き残り箇所を視覚的に知らせてくれるとのこと。
全モデル共通で清潔性と使い勝手を向上
今回の新製品では、3モデルすべてにおいて、タンクのふたに抗菌加工(※6)が施されました。給排水時に触れる部分を、より清潔に保つことができます。
また、従来から搭載されている「内部クリーン機能」に加え、空気中に浮遊するウイルス・菌・アレル物質をキャッチして抑制する「トリプルバリアフィルター」(※7)と、カビの繁殖を抑える「プラチナ抗菌フィルター」(※8)を全モデルに搭載。清潔な風で除湿・衣類乾燥を行います。
さらに、市販のホースを接続すればタンクの水を捨てる手間なく連続除湿が可能な「連続排水」機能や、停電しても復帰後に元の運転モードで再開する「停電復帰機能」も全モデルに搭載。
デザイン面では、MJ-P180YXとMJ-M120YXのパネルデザインが変更され、ラインアップ全体でのデザイン統一が図られています。
三菱電機
衣類乾燥除湿機 サラリPro MJ-PV250YX
市場想定価格:9万9000円前後(税別)衣類乾燥除湿機 サラリ MJ-P180YX
市場想定価格:6万8000円前後(税別)衣類乾燥除湿機 サラリ MJ-M120YX
市場想定価格:6万5000円前後(税別)